2023年遍路第11日 月山神社

2023年遍路第11日その4、大月町大浦地区に入ったところから。

遍路第11日(丘陵ステージ)

日付 : 2023年10月27日
国道321号を離れて高知県大月町の大浦地区に入った。漁港と集落入口の三叉路は右へ、集落を抜けるといったん北に進路をとり、左に反転して南へ坂を登る。

4級山岳朴崎(往路)

自転車NAVITIMEで調べると、この坂が距離540m、獲得標高37m(=標高差)、平均勾配6.85%。次の月山神社の登りより上なので、4級とする。
この坂を登りきるとまた降りで、朴崎休憩所で海を見つつ右に曲がり、降ってから、最後にまた登る。

4級山岳月山神社

最後の448mで獲得標高24m(=標高差)、平均勾配5.35%。最重要番外霊場の威光を加えての4級評価。最後の右ヘアピンカーブの先、左手に月山神社がある。

大月町月山神社前
大月町月山神社前
撮影時刻は14時02分。

月山神社

月山神社、高知県幡多郡大月町才角1444番地。(高知県神社庁Webより)
四国八十八ヶ所番外霊場。
www.town.otsuki.kochi.jp
ja.wikipedia.org
月山神社の読みは「つきやまじんじゃ」、出羽三山の月山神社とは読みが違う。
まず、ヘアピンカーブの外側に説明板がある。

大月町月山神社説明板その1
大月町月山神社説明板その1
その先に、鳥居がふたつ、手前の鳥居の先に拝殿、向こうの鳥居の先には大師堂、社殿と大師堂の間に月影の霊石がある。
大月町月山神社
大月町月山神社
拝殿鳥居右にも月山神社略縁起の説明板がある。
大月町月山神社略縁起説明板
大月町月山神社略縁起説明板
これと先の説明板に拠れば、ご祭神は月夜見尊と倉稲魂尊の2柱、併せて表筒男、中筒男、底筒男の(住吉)3神と事代主尊とを祀る。元は月山霊場守月山月光院南照寺と称したが明治元年(1868年)に月山神社と改めた。

拝殿

大月町月山神社拝殿
大月町月山神社拝殿
大月町月山神社拝殿前手水鉢
大月町月山神社拝殿前手水鉢
手水鉢正面の中央「奉寄進」、その右は「天保〓〓 六月吉日」(〓〓は九戌?、天保9年=1838年)。
大月町月山神社拝殿神額
大月町月山神社拝殿神額
拝殿の神額は「月山神社」。

月影の霊石

大月町月山神社月影の霊石説明板
大月町月山神社月影の霊石説明板
説明板とは別に「危険ですので登らないで下さい」との表示もある。
大月町月山神社月影の霊石と説明板
大月町月山神社月影の霊石と説明板
大月町月山神社月影の霊石?
大月町月山神社月影の霊石?
しかし、説明板にある霊石の写真と、その上の岩場にある霊石、どうも違うようで、後で調べたら、本当の霊石はもっと高い所にあるようだ。
大月町月山神社本殿と月影の霊石
大月町月山神社本殿と月影の霊石
いったん道路に戻る。
大師堂鳥居の右に説明板がある。
大月町月山神社と化石漣痕説明板
大月町月山神社と化石漣痕説明板
また、先の拝殿鳥居右説明板のさらに右にも、月形の石がある。
大月町月山神社道路前の月形の石
大月町月山神社道路前の月形の石

大師堂

大師堂鳥居右化石漣痕説明板のさらに右に、大師堂の説明板がある。

大月町月山神社大師堂説明板
大月町月山神社大師堂説明板
大月町月山神社大師堂鳥居
大月町月山神社大師堂鳥居
大月町月山神社大師堂
大月町月山神社大師堂
大月町月山神社大師堂看板
大月町月山神社大師堂看板
看板には「弘法大師」。
ここ月山は、昔より篠山と並んで、特別な扱いを受けた番外霊場であった。よって今回は月山神社に参拝した。
参拝を終えて出発。時刻は14時14分。滞在時間は約12分。
ここからの道であるが、北へ行く道はかなり細かく曲がりくねった道で、登りもあるので回避し、来た道を戻ってから、国道321号を北上する。
という訳で、神社から右に出て坂を降り、それから約30m登るのだが、途中の朴崎休憩所でひと休み。

大月町朴崎休憩所

大月町朴崎休憩所
大月町朴崎休憩所
写真右(西)は、海に朴崎、道路を進むと月山神社。
大月町朴崎休憩所から朴崎方向
大月町朴崎休憩所から朴崎方向
大月町朴崎休憩所から東側
大月町朴崎休憩所から東側
休憩所を出ての、この登りの最高点付近は、へんろ道と交差していた。

大月へんろ道

大月へんろ道との交差点
大月へんろ道との交差点
大月へんろ道
大月へんろ道
大月へんろ道の飾り
大月へんろ道の飾り
ここから坂を降りて、大浦地区の集落に戻って、左、左、その先の三叉路も左で、北に向きを変え、国道に合流する。

次回は、遍路第11-12日、札掛篠山神社

次回は、宿毛に泊まって翌日、事情があって延光寺(39番)より先に札掛篠山神社に参ります。