印西大師・印西地区の大師堂巡拝 寄り道 戸神の宗像神社

(令和5年7月2日その3)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、戸神の薬師堂(55番)の次は、戸神の宗像神社に寄り道します。
戸神集会所・55番大師堂横のスロープ、その先の階段、

戸神集会所上階段(再掲)
戸神集会所上階段(再掲)
この階段を上って、台地の上に出てからの突き当たり三叉路、
戸神集会所西三叉路
戸神集会所西三叉路
ここを左折します。その先、台地の南端に宗像神社です。
戸神宗像神社前
戸神宗像神社前

戸神の宗像神社

宗像神社、印西市戸神920番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
舗装道が行き止まりになって、そこから左は田圃を見下ろすことができます。右に転ずるとその先に鳥居、鳥居の先参道真っ直ぐに拝殿、拝殿までの参道の左に石塔石仏群、拝殿の右前に説明板、本殿の左後方に摂末社があります。なお、大師堂はありません。

戸神宗像神社からの眺望
戸神宗像神社からの眺望
写真やや左の濃い緑の小山に、船尾の外川神社本殿があります。

鳥居

戸神宗像神社鳥居
戸神宗像神社鳥居

石塔石仏群

戸神宗像神社石塔石仏群鳥居側
戸神宗像神社石塔石仏群鳥居側
まずは、鳥居側から数えて4番目の石塔から、
戸神宗像神社石塔石仏群鳥居側4-6番目
戸神宗像神社石塔石仏群鳥居側4-6番目
戸神宗像神社石塔石仏群鳥居側1-7番目
戸神宗像神社石塔石仏群鳥居側1-7番目
鳥居側4番目の石塔は、中央「青面金剛尊」、その左右「天明二壬寅〓 十月大吉日」、6番目の石塔は、中央「奉待二十三夜塔」、その左右「享和元辛酉天 十月吉祥日」とあります。(天明2年=1782年、享和元年=1801年)
さて、7番目の石塔は、
戸神宗像神社石塔石仏群鳥居側7番目正面左面戸神宗像神社石塔石仏群鳥居側7番目正面
戸神宗像神社石塔石仏群鳥居側7番目
戸神宗像神社石塔石仏群鳥居側7番目背面戸神宗像神社石塔石仏群鳥居側7番目右面
戸神宗像神社石塔石仏群鳥居側7番目
これは、願主による日本各地の神社参拝を記録記念したものです。参拝した社名を大きく書き、その右に所在地等、左に日付等の情報、これを各面3段、各段4社で記しています。参道側を仮に正面としますが、正面側は読み辛いので省略します。
右面は、上段右から

  • 別格官幣社駿河國久能山 東照宮 明治廿八年二月… 社務所
  • 縣社遠江国〓智郡〓〓村鎮座 正一位秋葉神社 明治廿八年二月廿八日社務所
  • 下總国印旛郡安食〓 鷲賀岡神社 仝 卅六年十二月 社〓所
  • 大〓相… 金比羅神社 仝 三十七年二月八日

中段右から

  • 三河国 知立神社 明治廿八年二月廿七日 社務所
  • 尾張國 津島神社 明治廿八年二月廿八日 社務所
  • 紀伊国新宮 熊野速玉神社 明治廿八年三月八日 社務所
  • 天照皇大神 豊受大神 明治廿八年三月三日

下段右から

  • 紀伊国本宮 熊野野神社 明治廿八年三月〓日 社務所
  • 奈良縣山辺郡丹波市町 神道天理教〓〓本部 明治廿八年三月廿日 事務所
  • 官幣大社 春日神社 明治廿八年三月廿三日 社務所
  • 摂津國武庫郡 西宮神社 明治二十八年三月廿七日 参拝

左面は、上段右から

  • 下野国日光山鎮座 國幣中社二荒山神社 明治三十年〓月七日 社務所
  • …官…社 東照宮 仝 社務所
  • 〓社信濃国木曽御嶽山… 御嶽神社 仝 八月六日 社務所
  • … 金刀比羅宮 仝 … 社務所

中段右から

  • 播磨国明石入丸山鎮座 正一位柿本神社 明治三十二年五月九日 社務所
  • 大〓中之嶋鎮座 豊國神社 仝 十日 社務所
  • 大阪府社 天満神社 仝 社務所
  • 大阪府社 高津神社 仝 社務所

下段右から

  • 官幣大社 生國魂神社 明治卅一年五月十日 社務所
  • 山城国愛宕郡鎮座 八坂神社祭神(祭神3柱名省略) 仝 十一日
  • 京都府左京区岡崎町鎮座 官幣大社平安神宮 仝 十二日 社務所
  • 下総国北相馬郡井野村鎮座 天満神社 明治三十〓年〓月八日 社務所

背面は、上段右から

  • 下総国北相馬郡取手町鎮座 須佐〓〓大神 明治三十七〓十二月八日 社務所
  • 別格官〓社香取郡小御門村鎮座 小御門神社 仝…九日 社務所
  • 村〓小御門村名古屋鎮座 助嵜須賀神社 仝 社務所

中段右から

  • 古峯神社 明治四十年五月三日 社務所
  • 阿夫利神社 仝十五年四月廿四日 社務所

最後に「大正二年十二月 戸神区」、願主氏名です。
日光から関西地方までの有名神社と、近隣の神社が同じ様に並んでいます。また、当時の天理教が、神道の一派として、有名神社扱いになっています。
石塔石仏群中程は、

戸神宗像神社石塔石仏群中程
戸神宗像神社石塔石仏群中程
戸神宗像神社石塔石仏群9-10番目
戸神宗像神社石塔石仏群9-10番目
戸神宗像神社石塔石仏群11-12番目
戸神宗像神社石塔石仏群11-12番目
この写真右の石仏は、右「享保廿卯天 十月吉日」とあります。(享保20年=1735年)
戸神宗像神社石塔石仏群14-15番目正面左面戸神宗像神社石塔石仏群14-15番目正面右面
戸神宗像神社石塔石仏群14-15番目
戸神宗像神社石塔石仏群14-16番目
戸神宗像神社石塔石仏群14-16番目
この写真の左の石仏は左面「明和七庚寅」、その右隣の石塔は、正面「青面金剛尊」、右面「文政元年寅十一廿六日月」、その右隣の石塔は、中央の最上部に種字、その下「奉供養庚申二世安禾之所」、その左右「享保十二丁未天 十月吉日」、左下「戸神村」とあります。(明和7年=1770年、文政元年=1818年)
戸神宗像神社石塔石仏群拝殿側
戸神宗像神社石塔石仏群拝殿側

説明板

戸神宗像神社説明板
戸神宗像神社説明板
これに拠れば、ご祭神は、田心姫命、湍津姫命、市杵嶋姫命の宗像三女神、鎮座年歴不詳。

拝殿

戸神宗像神社拝殿
戸神宗像神社拝殿

本殿

戸神宗像神社本殿左側
戸神宗像神社本殿左側
戸神宗像神社本殿右側
戸神宗像神社本殿右側

次回は、武西の安養寺(51番)

次回は、武西の安養寺(51番)に参ります。来た道を戻り、戸神集会所・55番大師堂横のスロープを降りて突き当たりを右折します。