東葛印旛大師巡拝 泉の不動堂(元31番)&竜泉院(33番)

(令和4年8月23日その7)
東葛印旛大師巡拝、泉の「おせし様板碑」&妙見社(元16番)の次は、泉の不動堂(元31番)、続けて、竜泉院(33番)に参ります。
妙見社から南に進み、廿三夜堂(31番&70番)や「おせし様板碑」への三叉路を直進して、その三叉路から約0.14kmの所、

泉の妙見社から不動堂への道
泉の妙見社から不動堂への道
ここを右折します。すると、
泉の不動堂近くの坂
泉の不動堂近くの坂
未舗装の下り坂があります。ここを下るのですが、今回は、その右脇の平らな部分が気になったので、そちらに行ってみます。すると、
泉の不動堂近くの?
泉の不動堂近くの?
建物があって、近道できた、と思ったのですが、
泉の天満宮
泉の天満宮
扁額には天満宮とありました。目的地ではありません。天満宮の反対側には、
泉の不動堂の屋根
泉の不動堂の屋根
不動堂の屋根が見えます。天満宮から不動堂への階段がありそうな所は、
泉の天満宮から不動堂への道?
泉の天満宮から不動堂への道?
石段になりそうな石が少しは認められるのですが、ようしません。おとなしく、先の坂道を下ります。
坂下は千葉県道282号にぶつかります。
泉不動堂前
泉不動堂前
この写真の右から来ています。不動堂へは写真左の階段を上ります。

泉の不動堂

千葉県の宗教法人には記載がありません。
東葛印旛大師明治期から令和2年までの31番。

泉不動堂
泉不動堂
東葛印旛大師の31番札所は、元々は吉祥院(70番)廿三夜堂にありましたが、明治期に泉の不動堂に移りました。しかし、令和2年(2020年)に、廿三夜堂に再移転しています。現在、その痕跡があるかどうかですが、草が生茂っていて、よくわかりませんでした。
それでは、竜泉院に参ります。不動堂の階段参道を下りてそのまま県道282号を横断し、反対側の道から坂を上ります。その先で、
竜泉院北
竜泉院北
ここを直進すると竜泉院の境内になりますが、やはりここは左折します。その先は右折、右折で、竜泉院の山門に出ます。
竜泉院山門・駐車場側
竜泉院山門・駐車場側

竜泉院

曹洞宗、龍泉院、柏市泉81番地。
東葛印旛大師33番。
東葛印旛大師大正11年(1922年)までの一時期の16番。
山門から参道真直ぐに本堂、本堂の右前に殿堂建立記念碑、山門入ってすぐ左に折れた先に納経塔、右に折れた先には33番大師堂があります。

山門

竜泉院山門
竜泉院山門

本堂

竜泉院本堂
竜泉院本堂

殿堂建立記念碑

竜泉院殿堂建立記念碑
竜泉院殿堂建立記念碑
これに拠れば、山号は天徳山、創建は建長5年、開基は相馬小次郎師胤。(建長5年=1253年)

納経塔

竜泉院納経塔
竜泉院納経塔
竜泉院納経塔説明板
竜泉院納経塔説明板
これに拠れば、この納経塔は宝暦6年(1756年)に建てられた。

33番大師堂

33番大師堂
33番大師堂
33番御詠歌額
33番御詠歌額
33番大師像台座
33番大師像台座
台座には、「新四国丗三番土州〓福寺移」、「弘化二巳年五月吉日」とあります。(弘化2年=1845年)

次回は、泉の伊津美鳥見神社(28番)

次回は、泉の伊津美鳥見神社(28番)に参ります。竜泉院の山門を出てそのまま東へ進みます。