東葛印旛大師巡拝 金山の金蔵院円林寺(5番&35番)&鳥見神社

(令和4年9月3日その7)
東葛印旛大師巡拝、富塚の大下大師堂(掛所)の次は、金山の金蔵院円林寺(5番&35番)、続けて、鳥見神社に参ります。
前回の記事にて、既に前まで来ています。

円林寺&鳥見神社前(再掲)
円林寺&鳥見神社前(再掲)
先に左(東)の円林寺から参ります。まず、この写真中央に旧沼南町設置の標柱があり、消防団倉庫の前を左に行くと円林寺の境内です。

旧沼南町設置の標柱

旧沼南町設置の標柱
旧沼南町設置の標柱
これに拠れば、円林寺の山号は愛宕山、院号は金蔵院、本尊は阿弥陀如来、鳥見神社のご祭神は饒速日命。

円林寺

天台宗、圓林寺、柏市金山492番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
東葛印旛大師5番&35番。

円林寺境内
円林寺境内
山門、本堂、大師堂などが見えますが、いったん山門から出て、改めて山門前から。
円林寺参道階段下
円林寺参道階段下
ここから、参道階段を上って山門、山門から参道真直ぐに本堂、本堂の右前に伝教大師像、その右に石碑、境内右端に弘法大師像、境内左に5番&35番大師堂があります。

山門

円林寺山門
円林寺山門

本堂

円林寺本堂
円林寺本堂
円林寺本堂賽銭箱下
円林寺本堂賽銭箱下
賽銭箱の下から蜜蜂級が出入りしてます。刺激しないようにします。

伝教大師像

円林寺伝教大師像
円林寺伝教大師像
台座には「南無傳教大師福聚金剛」とあります。

石碑

円林寺石碑
円林寺石碑
石碑の題は「天台宗愛宕山金藏院圓林寺」です。これに拠れば、山号は江戸時代に地区内の愛宕神社を合祀した事による。

弘法大師像

円林寺弘法大師像
円林寺弘法大師像
他の記事では修行大師像と表記していますが、先の伝教大師像と区別するため、ここでは弘法大師像と表記します。

5番&35番大師堂

5番&35番大師堂
5番&35番大師堂
5番御詠歌額
5番御詠歌額
35番御詠歌額
35番御詠歌額
さて、東葛印旛大師の35番札所は文政期から金蔵院にありましたが、5番札所は、文政期には愛宕社( 金蔵院から1丁半 )にあり、明治の初めには愛宕社から独立したようで、その後に金蔵院に移転したようです。
それでは、西隣の鳥見神社に参ります。この記事最初の写真の突き当りを右折します。
金山鳥見神社前
金山鳥見神社前
ここから、少しだけ進みます。

金山の鳥見神社

鳥見神社、柏市金山489番地。(千葉県の宗教法人名簿より)

金山鳥見神社
金山鳥見神社
参道階段の先に鳥居、その先真直ぐに拝殿、鳥居の右手に庚申塔などがあります。

拝殿

金山鳥見神社拝殿
金山鳥見神社拝殿

庚申塔など

金山鳥見神社庚申塔など
金山鳥見神社庚申塔など
金山鳥見神社寛延の庚申塔
金山鳥見神社寛延の庚申塔
この庚申塔、正面の左「寛延四辛未天 十一月吉日 金山村同行廿四人」とあります。(寛延4年=1751年)

境内の風景

金山鳥見神社の風景
金山鳥見神社の風景
鳥居の先(南)に見える緑の南側に、明治期までは愛宕社(元5番)がありましたが、その後消滅しています。こういう場合、通常は、ここ鳥見神社に合祀されているはずです。

次回は、小名内(名内)の梶原大師堂(掛所)&稲荷神社(37番&45番)

次回は、小名内(名内)の梶原大師堂(掛所)、続けて、稲荷神社(37番&45番)に参ります。鳥見神社から円林寺の山門下を通り、そこから左・左にとった後、信号交差点を右折して、白井市富塚に戻ります。