(令和4年5月30日その2)
江戸川八十八ヶ所巡拝、本日は、最初に上新宿の金刀比羅神社に寄っていますが、その後は、三輪野山の三輪茂侶神社・旧神宮寺(番外)から始めます。
金刀比羅神社からは、桐ヶ谷の西栄寺(22番)に至るルートを通り、西栄寺前の道を南に進んで千葉県道5号線新道に合流します。合流点で南を見ると、谷の向こうに緑が見えますが、そこ(写真中央やや右)が三輪茂侶神社です。そのまま県道を南下します。
三輪茂侶神社
三輪茂侶神社、流山市三輪野山五丁目619番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
式内社茂呂神社の論社。
江戸川八十八ヶ所番外札所。(旧神宮寺分)
江戸川二十一ヶ所10番。(旧神宮寺分)
神社の杜を左手に見ながら、都市軸道路との交差点まで進み、神社の南側に来ました。鳥居の右に説明板、鳥居の左の県道沿いには仏教系の石仏石塔などが纏めてあります。
説明板
ご祭神は大物主命。
鳥居の左手
鳥居左手の石仏石塔の南から3番目に、江戸川二十一ヶ所10番の標識塔があります。標識塔の正面「第十番弘法大師廿一箇所神宮寺」、右面「文化六癸未年二月吉日」とあります。(文化は文政の誤りと思われる。文化6年=己巳=1809年、文政6年=癸未=1823年) 神宮寺とは、この三輪茂侶神社に“併設”されていた寺です。なお、これ以外の大師堂など江戸川八十八ヶ所関連のものは見当たりませんでした。
さて、鳥居からの参道を進みますと、(たしか左手に)流山市指定無形民俗文化財の説明板があります。参道はそのまま真直ぐ延びて次の鳥居を経由して拝殿に至ります。その鳥居の右にも説明板があります。
流山市指定無形民俗文化財説明板
鳥居と説明板
拝殿
神社の東側には、三輪野山散策の森が設けられています。
三輪野山散策の森
次回は、大畔の天神社(8番&78番)
次回は、大畔の天神社(8番&78番)に参ります。散策の森から南側の都市軸道路に出て左折します。