(令和4年5月30日その3)
江戸川八十八ヶ所巡拝、三輪野山の三輪茂侶神社・旧神宮寺(番外)の次は、大畔(おおぐろ)の天神社(8番&78番)に参ります。
三輪茂侶神社の参道、もしくは三輪野山散策の森入口から、都市軸道路を左(東)に進んで、次の角、ここを左折、すぐの三叉路を右折、次の三叉路、ここを左折して坂を上ります。道なりに右に曲がってから、しばらくして、この十字路?いや三叉路?を右折すると、左に大師堂の背中と、その先に大畔自治会館が現れます。自治会館のさらに先には天神社があります。
大畔の天神社
天神社、流山市大畔297番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
江戸川八十八ヶ所8番&78番。
江戸川二十一ヶ所9番。
先に大師堂に参ります。
8番&78番大師堂
大師堂の右に江戸川八十八ヶ所8番の番号札、左に同78番の番号札があります。さらに、大師堂の中央に「第九番」(第は略字)の番号札があり、こちらは江戸川二十一ヶ所9番かと思われます。
弘法大師一千百年記念碑
大師堂の右、大畔自治会館の左前に、弘法大師一千百年記念碑があります。この碑の右側は「江戸川八十八ヶ所 第七十八番 仝九番」とあり、この「仝九番」の解釈が問題となります。素直に読めば、江戸川八十八ヶ所第9番になりますが、第9番は大谷口の東光院(移転して現在は大勝院(9番&10番))のはずです。8と9を間違えたとは考え辛い。江戸川二十一ヶ所の9番のつもりかも知れない。なお、弘法大師一千百年は、1100回忌とすれば、1934年(昭和9年)になります。また、昭和初期の資料では、8番は大畔、78番は大畔新田となっていて、両者は近接していますが、同一地点ではありません。
それでは、お社に参ります。
参道
説明板2枚
鳥居の左に「梅の図」絵馬の説明板、鳥居の右に天神社の説明板があります。「梅の図」絵馬は流山市指定有形民俗文化財です。
www.city.nagareyama.chiba.jp
社殿
東側墓地の六地蔵
天神社境内から細い道を隔てた東側に、小さな墓地があり、その入口に古い六地蔵があります。
次回は、31番大師堂
次回は、31番大師堂に参ります。天神社の東隣の道を左(北)に進み、次の角を右折します。