松戸近辺の大師堂巡り 下矢切の矢喰村庚申塚&矢切神社

(令和4年4月22日その1)
本日は、松戸市内、旧の明村とその近辺の大師堂廻りの続きです。まず、松戸市に移動するのですが、なんやかやで、西蓮寺(下総四郡大師44番)へ行く途中の、北総線矢切駅前から千葉県道1号線でひとつ北になる交差点に出てしまいました。ここから、県道1号線ではなく、そのすぐ西側を通る旧道に出て右折(北行)すると、矢切神社の前に、庚申塔を集めたところがありました。なんとなく訪れてみると、大師像を発見してしまいました。
というわけで、改めて、

矢切神社・矢喰村庚申塚前の交差点
矢切神社・矢喰村庚申塚前の交差点
南から来た旧道が矢切神社を避けてカーブするところ、左(西)手前に矢喰村庚申塚があります。なお、ここは旧の松戸町{旧の下矢切村}です。

矢喰村庚申塚

矢喰村庚申塚
矢喰村庚申塚
庚申塚のある角を南に進むと矢切駅、西に進めば西蓮寺、野菊の墓文学碑、矢切の渡しなどに至ります。
矢喰村庚申塚の由来碑
矢喰村庚申塚の由来碑
この、矢喰村庚申塚の由来の碑からすると、塚として整備されたのは昭和61年(1986年)のようです。
矢喰村庚申塚の庚申塔
矢喰村庚申塚の庚申塔
塚の中心にある寛文8年(1668年)の銘がある庚申塔です。この左に大師像があります。

大師像

矢喰村庚申塚の大師像
矢喰村庚申塚の大師像
台座に「第五十七番」とあり、捻った右手に五鈷杵のような物、左手に数珠ですから、弘法大師像とみて間違いないでしょう。
矢喰村庚申塚案内
矢喰村庚申塚案内
なお、矢喰村庚申塚案内には、地蔵尊と記されています。
それでは、隣接する矢切神社にも行ってみます。

矢切神社

単立・神道系、矢切神社、松戸市下矢切303番地。(千葉県の宗教法人名簿より)

矢切神社入口
矢切神社入口
南から階段を上がって鳥居、その先で参道が左に折れ、そこから真直ぐに拝殿、拝殿の右に天満宮があります。
矢切神社から矢喰村庚申塚を望む
矢切神社から矢喰村庚申塚を望む
矢切神社狐の狛犬
矢切神社狐の狛犬
祭神の一柱に倉稲魂神があるため、三対の狛犬のうち一対は狐になっています。時節柄、マスクをしています。

拝殿

矢切神社拝殿
矢切神社拝殿

天満宮

矢切神社天満宮
矢切神社天満宮

説明板

矢切神社説明板
矢切神社説明板
ご祭神は、素戔嗚命(第六天神)、倉稲魂神(稲荷様)、菅原道真公(天神様)となっています。

次回は、上矢切の神明神社

ふとした事から大師像を見つけてしまったため、よく似た所も当たらなければならなくなりました。よって、次回は、上矢切の神明神社に参ります。矢切神社前の道(旧道)を北に進みます。