令和4年5月2日、本日は、鎌ケ谷市初富の稲荷神社に行ってきました。東葛印旛大師の第12番札所です。
新京成線初富駅の西側、国道464号線・千葉県道8号線重複区間で、千葉県道57号線との交差点 (国道464号線の屈曲交差点) から北に約120mほどのところが、入口になります。この写真は南を向いて撮影したもので、鳥居が右側(西側)に見えています。なお、鳥居の向いには鎌ケ谷市郷土資料館があります。また、高架の鉄道は東武野田線です。
初富の稲荷神社
稲荷神社、鎌ケ谷市初富本町1丁目4番2号。(千葉県の宗教法人名簿より)
東葛印旛大師12番。こちらの鳥居の近くには各種記念碑やいろいろな説明板があり、参道真直ぐに拝殿が、参道左手に少しスペースがある先に大師堂があります。
神社に関する記念碑と説明板
これらにより、初富の稲荷神社は、明治2年(1869年)、伏見の稲荷大社からの分祀により創建。神殿は昭和41年(1966年)に建て替えとわかります。
初富開拓百ヶ年記念碑
ここ初富は、元は小金牧、碑文中の表記では「小金原放牧場」、「小金原」の「中野牧」であって、それを明治2年から開拓したもので、初富という地名も、開拓に際して命名されたものです。
初富開墾関係資料説明板
境内に初富開墾関係資料についての説明板がありますが、これら資料は鎌ケ谷市郷土資料館にあります。鎌ケ谷市の指定文化財です。
www.city.kamagaya.chiba.jp
境内・拝殿
大師堂
なお、本日は令和4年の東葛印旛大師巡行巡拝二日目にあたり、ここ初富の稲荷神社でも読経が行われました。COVID-19の影響により、かなり簡素な形となりましたが、黒衣の僧侶お一人と、先達と呼ばれる白衣の方十数名が、車で移動してこられて、当地で待たれていた白衣の十名弱の方々と合流して、大師堂前と拝殿前で読経されていました。
南側鳥居・参道
以上です。