吉橋組大師巡拝 安養院(2番&68番)

(令和4年1月18日その6)
吉橋組大師巡拝、勢至堂(52番)と虚空蔵堂(33番)の次は、安養院(2番&68番)です。
虚空蔵堂から、勢至堂・寺台公会堂に戻ったら、その先は、真直ぐ進んで信号のある交差点を左折で県道61号線、橋を渡ってすぐの信号のある交差点を左折、そこから約130mで安養院です。ですが今回は、公会堂の三叉路を左に切り返しました。
三叉路から約130mで右折して小径に入り、突き当り右折してすぐ左折で、桑納川に架かる橋に出ます。

桑納川からの安養院
桑納川からの安養院
この写真中央、緑の屋根が安養院です。橋を渡って突き当りを右折、ここから道なり約150mで到着です。

安養院(2番&68番)

真言宗豊山派、安養院、千葉県八千代市桑橋386番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
下総四郡大師2番、吉橋組大師2番&68番。

安養院
安養院
山号は熊野山。

2番大師堂(安養院)

境内入ってすぐ左に、2番大師堂があります。

安養院2番大師堂
安養院2番大師堂
2番大師堂の左に、大きめの標識塔があります。
2番標識塔正面左面
2番標識塔正面左面
2番標識塔背面右面
2番標識塔背面右面
標識塔正面に「四國霊場第二番阿州極楽寺」とあります。他の面は写真では読めないので、「松戸史談 第38号」(1998)を参照すると、右面に「文化五辰」、左面に「安養院」等の文字が含まれているそうです(文化5年=1808年)。下総四郡大師創設直後にできた標識塔です。

六阿弥陀

六阿弥陀
六阿弥陀
2番大師堂の右に、六阿弥陀の石碑があります。とすれば、その右隣は阿弥陀如来立像でしょうか。後々のため、記録しておきましょう。

68番大師堂(阿弥陀堂)

68番大師堂への道
68番大師堂への道
本堂の右に階段があり、これを上ると、赤い屋根のお堂と、その右脇に68番大師堂があります。
68番大師堂
68番大師堂
吉橋組大師では、ひとつの寺院に複数の札所がある場合、ひとつめの札所には寺院の名を冠しますが、ふたつめ以降の札所には寺院の名に、その寺院で特別な御仏または御堂の名を加えて区別します。安養院の場合は、2番札所を安養院、68番札所を安養院阿弥陀堂、または単に阿弥陀堂、というのです。(68番大師堂の隣の赤い屋根のお堂が、阿弥陀堂なのかは、わかりません。)

次回は、薬師堂(63番)

次の札所は63番、薬師堂です。
それにしても、PCでは無くスマホで記事を書くのは、しんどいものです。