東葛印旛大師&島大師巡拝 上柳戸(柳戸)の大野鯖大師(掛所)&下柳戸(柳戸)の阿弥陀堂(40番)

(令和4年9月10日その3)
東葛印旛大師巡拝、続・上柳戸(柳戸)の弘誓院(83番)&天満宮&熊野神社の次は、上柳戸(柳戸)の大野鯖大師(掛所)、続けて、下柳戸(柳戸)の阿弥陀堂(40番)に参ります。
熊野神社の前の道を左(南東)に出て坂を上り、突き当りの三叉路を( 右折して集落を廻った事は省略します )左折、その次の千葉県道282号との三叉路、

千葉県道282号弘誓院への三叉路
千葉県道282号弘誓院への三叉路
ここを左折します。道が右に曲がってすぐの交差点、
千葉県道282号手賀の丘公園入口交差点の西隣の交差点
千葉県道282号手賀の丘公園入口交差点の西隣の交差点
この交差点の右(南)側、JAちば東葛の看板のある建物の向こう(東)側に、大野鯖大師があります。

大野鯖大師

東葛印旛大師掛所。

大野鯖大師前
大野鯖大師前
大野鯖大師
大野鯖大師
鯖大師の右、木の根本に石塔があります。
大野鯖大師横の石塔
大野鯖大師横の石塔
何の石塔でしょうか、三夜塔でしょうか。
それでは、阿弥陀堂に参ります。県道282号に戻って東に進み、手賀の丘公園入口交差点も直進します。下り坂で道がわずかに左カーブする所、
千葉県道282号下柳戸西側入口
千葉県道282号下柳戸西側入口
ここを左の脇道、たぶん旧道に入ります。その次の三叉路、
柏市下柳戸入口
柏市下柳戸入口
ここを左折すると、その先の突き当りに阿弥陀堂と六所神社(元40番)が並んでいます。阿弥陀堂が道の先の左側、六所神社は右側です。
下柳戸阿弥陀堂&六所神社前
下柳戸阿弥陀堂&六所神社前
と、この撮影地点の左に、島大師30番標識塔と、その奥に小さな石祠があります。

下柳戸の熊野大権現

島大師30番を確認。

下柳戸熊野大権現
下柳戸熊野大権現

島大師30番標識塔

島大師30番標識塔正面
島大師30番標識塔正面
島大師30番標識塔正面左面島大師30番標識塔正面右面
島大師30番標識塔正面側面
標識塔の正面「新四國三十番」、左面「土州一宮移熊」、右面「文化十酉年」とあります。(文化10年=1813年)

熊野大権現石祠

下柳戸熊野大権現石祠
下柳戸熊野大権現石祠
さて、まずは阿弥陀堂側にある大師堂に参ります。

阿弥陀堂の大師堂

東葛印旛大師40番。
東葛印旛大師明治末期から昭和初期の86番。
下総四郡大師明治末期から昭和初期の86番。
島大師28番を確認。
阿弥陀堂エリアに進み、すぐ右側に大師堂があります。

40番&28番大師堂
40番&28番大師堂
40番御詠歌額
40番御詠歌額
28番御詠歌額
28番御詠歌額
大師堂の左前に40番標識塔、右前に島大師28番標識塔があります。

40番標識塔

40番標識塔
40番標識塔
40番標識塔の正面「新四國四十番」、左面「昭和八年六月」とあります。(昭和8年=1933年)
東葛印旛大師の40番札所は、文政期には六所大権現( 隣接する六所神社でしょう )にありましたが、明治の神仏分離期には阿弥陀堂に移っていたようです。
なお、東葛印旛大師の86番(=下総四郡大師の86番)札所も、明治末期から昭和初期には、阿弥陀堂にあったようです。

島大師28番標識塔

島大師28番標識塔正面
島大師28番標識塔正面
島大師28番標識塔左面島大師28番標識塔右面
島大師28番標識塔側面
島大師28番標識塔の正面「新四國二十八番」、左面「土州大日寺移」、右面「文化十酉年」とあります。

次回は、下柳戸(柳戸)の六所神社(元40番)

次回は、阿弥陀堂に隣接する六所神社(元40番)に参ります。