2023年遍路第9日その7、高知県道39号で波介川を渡ったところから。
遍路第9日(平坦ステージ)
日付 : 2023年10月25日
清瀧寺(35番)から下山後、土佐市(高岡町)の街中を抜けて、高知県道39号土佐伊野線で北から南へ波介川を渡り、そのまま南へ走る。緩い坂を登ると、やがて右手に公園が現れる。
土佐市塚地公園
公園の中に入って撮影をする。ここは、歩きへんろ道と、県道その先塚地坂トンネルとの、分岐点になる。
だがまあ、この公園には、「この素晴らしい世界に祝福を!」でいうところのアクシズ教徒がいたので、撮影は切り上げてさっさと出発した。アクア様は良いんだけどね。
県道から塚地坂トンネルを歩道で走る。トンネルを出た先、県道23号須崎仁ノ線に突き当たる手前の地点、道路の真ん中に何かある。
神母神社(@高知県道39号)
鳥居の神額には「神母神社」とある。
この神社に参った後、ここまでの進行方向から見て右折して、土佐市宇佐町の街中を行こうとしたが、今日の宿では夕食が無いので、コンビニで食料調達すべく、県道23号に出た。
コンビニを出てから県道を南へ、ゆっくり進み、途中で左折して県道47号横浪公園線に移る。そして宇佐大橋を渡る。
高知県道47号宇佐大橋
橋の西は、浦ノ内湾の入り口。橋の東は太平洋。
橋を降りてからしばらく進んで、それから右に現れるのが、本日の宿「土佐龍温泉 三陽荘」である。一度、宿に寄って荷物の一部とコンビニ弁当を置き、それから青龍寺(36番)に参ることとする。だが、入口が判らなくて、うろうろする。結局、最初は日帰り客用の温泉入口だと思って通過した所が、宿の入口であった。
宿を出て県道を右に、それから道路標識に従って左折後道なりで、青龍寺の駐車場に到着。16時24分。
青龍寺
真言宗豊山派、青龍寺、高知県土佐市宇佐町竜163。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所36番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
青龍寺の読みは「しょうりゅうじ」。横綱朝青龍(あさしょうりゅう)の四股名の由来と覚えればよい。
最後に撮影した境内図付文化財説明板を、先に示す。駐車場から西に進むと、登り参道階段があって、その左に納経所、修行大師像がある。参道階段の途中に山門、山門の左に三重塔、山門の先の階段が長くて、やっと登った先に本堂、本堂の左に大師堂、本堂の右に薬師堂、さらに右に白山神社がある。
この説明板に拠れば、山号は獨鈷山、院号は伊舎那院。愛染明王像は国指定の重要文化財。[高知県教育委員会Web:木造愛染明王坐像]
本堂・大師堂往復に時間が掛かりそうなので、納経所に一言断ってから、階段を登る。
参道階段登り
本堂
本尊は波切不動明王。扁額は「波切不動尊」。
大師堂
扁額は定番の「弘法」。
白山神社
白山神社、高知県土佐市宇佐町竜600番地。(高知県神社庁Webより)神額は「白山神社」。この白山神社も、青龍寺境内の一部に見える。
薬師堂
たぶん薬師堂のはず。
ここで、本堂前、大師堂前でお勤めし、参道階段を下る。
参道階段降り
三重塔
山門
扁額(山号)は「独鈷山」。
修行大師像
そして納経所に帰還。
納経所の猫さん
駐車場から
駐車場に戻る。出発は16時55分。滞在時間は約31分。
駐車場からは最初は来た道を戻るが、集落に入る所で、道なり右折ではなく直進すると、その先の突き当り丁字路いや十字路にて、まず180度回転すると、青龍寺の石柱門がある。また180回転すると、そちらは歩きへんろ道である。この交差点は、来た方向から見て右(東)に進み、突き当り丁字路は左、次の三叉路は右で、県道側の「土佐龍温泉 三陽荘」に戻った。
次回は、遍路第9-10日、七子峠から高岡神社(元37番)への道
次回は、高岡神社目指して七子峠を登ります。