2023年遍路第4日 井戸寺(17番)

2023年遍路第4日その8、霊山寺(1番)の駐車場を出たところから。

遍路第4日(平坦ステージ)

日付 : 2023年10月20日
霊山寺の駐車場から参道を南に進み、旧街道( 撫養街道 )に出て左(東)に、すぐの郵便局ATMで現金を引き出す。この日は金曜日。今までの宿は、現金払い、現金払い、クレジットカード、そして今日の宿もたぶん現金払いの方がいいだろうから。
それからついでに、局前の自販機でドリンク購入、この後はちょこまかとJR高徳線を渡って南東方向へ、そして南へ伸びる道路から鳴門藍住大橋で旧吉野川を渡る。そのまま道なりに南下して、正法寺川を渡ったらまた南東方向にちょこまか走る。
サイクルベースあさひ徳島応神店で空気入れを借りる。そしてまたちょこまか南東へ、徳島県道41号徳島北灘線に出て南へ、四国三郎橋で吉野川を渡る。四国三郎橋は歩道があるが、ひとつ上流の県道1号徳島引田線名田橋には歩道が無い事と、サイクルベースあさひに寄る事、これらゆえに名田橋経由よりも少し遠回りの四国三郎橋経由を選択した。

徳島県道41号四国三郎橋
徳島県道41号四国三郎橋
橋のむこうの山は眉山。
あと、霊山寺の後半からの曇り空で、天気予報でも雨の予報、気がかりである。
橋を渡り終えると、鮎喰川の堤防には登らず、その左岸(北西側)の低地を上流方向に走る。旧道っぽい道に突き当たって右(西)へ、県道30号徳島鴨島線も斜めに渡って、その後直進すると、井戸寺(17番)に突き当たる。
突き当たったところの井戸寺境内は駐車可能なスペースにも見えたが、ここは右の、井戸寺と手前の神社との間の狭い道から、井戸寺北側にある駐車場に入って駐輪。13時35分。

井戸寺

真言宗善通寺派、井戸寺、徳島県徳島市国府町井戸北屋敷80-1。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所17番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
井戸寺の読みは「いどじ」。
井戸寺北側の塀に空いた隙間を通って境内に入り、境内も突っ切って南側の山門へ、そしてまた境内に入る。
山門から真っ直ぐ本堂、途中右に大師堂、左に古い井戸のある日限(ひかぎり)大師、本堂の左前に修行大師像、本堂と大師堂の間にあるお堂、その右前には井戸寺縁起説明板がある。
本堂、大師堂でお勤めして、納経所へ。

井戸寺納経印(後日撮影)
井戸寺納経印(後日撮影)
それから撮影開始。

山門

井戸寺山門
井戸寺山門
井戸寺山門扁額
井戸寺山門扁額
山号は瑠璃山。

境内

井戸寺境内
井戸寺境内

大師堂

井戸寺大師堂
井戸寺大師堂
井戸寺大師堂扁額
井戸寺大師堂扁額
扁額は定番の「弘法」。

本堂

井戸寺本堂
井戸寺本堂
井戸寺本堂扁額
井戸寺本堂扁額
扁額(奉納額)には「第十七番瑠璃山井戸寺 本尊七佛薬師如来」とある。

井戸寺縁起説明板

井戸寺縁起説明板
井戸寺縁起説明板
これに拠れば、元は妙照寺と称した。山門は蜂須賀重喜の大谷別邸から寄進とのこと。[蜂須賀重喜 - Wikipedia
井戸寺縁起説明板とお堂
井戸寺縁起説明板とお堂

修行大師像

井戸寺修行大師像
井戸寺修行大師像

日限大師

日限大師
日限大師
日限大師説明板と井戸
日限大師説明板と井戸

本堂左の供養塔

本堂の左は駐車場へ抜ける通路、その左の境内に、大きな供養塔がある。

井戸寺本堂左供養塔正面左面井戸寺本堂左供養塔正面右面
井戸寺本堂左供養塔
供養塔の正面は大師像の下に「奉納四國六十一遍供養塔」、右面「安政五戊午歳三月二十一日」、左面「名東郡芝原村 行者〓〓」とある。(安政5年=1858年)

駐車場からの井戸寺

駐車場から井戸寺
駐車場から井戸寺
この写真にある隙間から駐車場に戻って出発。14時04分。滞在時間は約29分。

次回は、遍路第4日、光耀山観音寺(16番)

次回は、光耀山観音寺に参ります。