東葛印旛大師巡拝 藤ヶ谷の薬師堂(17番)、序に鮮魚街道の史跡

(令和4年9月3日その2)
東葛印旛大師巡拝、軽井沢の中村善並大師(掛所)&薬師堂(16番)の次は、藤ヶ谷の薬師堂(17番)に参った後、鮮魚街道の史跡を見てみます。
薬師堂・軽井沢自治会館前の道を右(北)に進みます。十字路の交差点を直進してすぐ道が右カーブした後の、この三叉路、

クリーンセンターしらさぎへの案内看板
クリーンセンターしらさぎへの案内看板
ここを左折します。そこから約1.6km道なりに進んだ後の二股分岐の三叉路、
藤ヶ谷薬師堂近くの三叉路
藤ヶ谷薬師堂近くの三叉路
ここを左に入ると、すぐに左側に薬師堂への入口があります。右側にあるミラーが目印になります。
藤ヶ谷薬師堂全景
藤ヶ谷薬師堂全景

薬師堂

東葛印旛大師17番。

藤ヶ谷薬師堂
藤ヶ谷薬師堂
集会場のような薬師堂の左に、17番大師堂があります。

17番大師堂

17番大師堂
17番大師堂
17番御詠歌額
17番御詠歌額

薬師堂の桶

藤ヶ谷薬師堂の桶
藤ヶ谷薬師堂の桶
桶には「持法院」とあるので、ここの墓地は持法院(8番&26番&46番)の管理だと思われます。
それでは、移動します。薬師堂から道路に戻って左折し、旧道を北に進みますと、次の三叉路で、鮮魚街道(なまかいどう/なまみち)に合流します。鮮魚街道は利根川岸の布佐と江戸川岸の松戸を結ぶ、銚子から江戸への魚の輸送路として江戸時代に整備された街道です。藤ヶ谷の鮮魚街道の史跡を見てみます。

藤ヶ谷の鮮魚街道

まず、この三叉路を左折して坂を上ると、左手に常夜灯が現れます。

藤ヶ谷の常夜灯前
藤ヶ谷の常夜灯前

藤ヶ谷の常夜灯

藤ヶ谷の常夜灯
藤ヶ谷の常夜灯
藤ヶ谷の常夜灯説明板
藤ヶ谷の常夜灯説明板
これに拠れば、常夜灯が建てられたのは明治12年(1879年)。この常夜灯は、柏市指定文化財です。
www.city.kashiwa.lg.jp
それでは、道を返して、先程の三叉路に戻って左折します。( 薬師堂からは直進になります。) その次の三叉路との中間地点の左側に、なにやら説明板があります。
金毘羅宮と大沼枕山撰碑の入口
金毘羅宮と大沼枕山撰碑の入口

金毘羅宮と大沼枕山撰碑

金毘羅宮と大沼枕山撰碑説明板
金毘羅宮と大沼枕山撰碑説明板
これに拠れば、金毘羅宮は嘉永5年の造立、大沼枕山は尾張出身の儒学者だそうです。こちらも、柏市の指定文化財です。
www.city.kashiwa.lg.jp
さて、この隙間を進みますと、
藤ヶ谷の金毘羅宮下
藤ヶ谷の金毘羅宮下
参道階段下からも、祠の荒れようが見て取れます。なお、大沼枕山撰碑は祠の右前、この写真ですと竹の切り株に混ざって見えます。
大沼枕山撰碑
大沼枕山撰碑
それでは、道に戻って左(北)に進み、次の三叉路は右折、次の十字路は直進、その次の十字路、
藤ヶ谷の鮮魚街道
藤ヶ谷の鮮魚街道
ここは左折して、鮮魚街道から離脱します。

次回は、

次回は、富塚の円乗院西輪寺(24番&55番)に参ります。