江戸川八十八ヶ所巡拝 南村の不動堂(36番)&北村の香取神社

(令和4年5月28日その5)
江戸川八十八ヶ所巡拝、旧浄栄寺(30番)&南村の西善院(34番)の次は、南村(流山市南)の不動堂(36番)、続けて、北村(流山市北)の香取神社に参ります。
神明神社の前の道を左折(北行)して約0.2km弱で、右手に不動堂になります。西善院からは約0.3km弱になります。

南村の不動堂前
南村の不動堂前

不動堂

江戸川八十八ヶ所36番。
千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。

南村の不動堂
南村の不動堂
南北に走る道路脇に、南向きに不動堂、不動堂の右に大師堂、大師堂の前に36番標識塔、不動堂の左(道路側)に南小学校跡地碑があります。

36番大師堂

36番大師堂
36番大師堂
36番番号札
36番番号札
36番御詠歌額
36番御詠歌額
ここの御詠歌額も、西善院のものと同じく、紙に絵入りです。

36番標識塔

36番標識塔
36番標識塔
標識塔正面中央「新四國江戸川八十八ヶ所靈塲之碑」、正面の右「第三十六番 大師御入定後千百年記念」、正面の左「新川村南區講中一同」とあります。弘法大師1100回忌は1934年(昭和9年)になります。

南小学校跡地碑

南小学校跡地碑
南小学校跡地碑
それでは、次の札所、北村の薬師原(37番)を目指して進みます。不動堂前の道を右折(北行)して約0.2km弱のところ、
北村の香取神社への分岐
北村の香取神社への分岐
古くからある道が、左に分岐していますので、そちらに進みますと、その先に三叉路があります。この三叉路を左折しようとすると、
北村の香取神社前三叉路
北村の香取神社前三叉路
これがもう神社の入口のようになっています。実際、左折してすぐ右手に香取神社があります。
北村の香取神社前
北村の香取神社前

北村の香取神社

香取神社、流山市北51番地・小屋75番地。(千葉県の宗教法人名簿より)

北村の香取神社鳥居から参道
北村の香取神社鳥居から参道
鳥居の右前に説明板、鳥居から参道真直ぐに随神門、その先に拝殿、随神門に至る前の参道左に香取神社之碑があります。

説明板

北村の香取神社説明板
北村の香取神社説明板
これに拠れば、中世桐ヶ谷郷の総鎮守で、旧称は桐明神。

拝殿

北村の香取神社拝殿
北村の香取神社拝殿

境内

北村の香取神社境内
北村の香取神社境内
参道の道路際に、かつての御神木と思しき物が参道を塞ぐように有ります。

香取神社之碑

北村の香取神社之碑
北村の香取神社之碑
これに拠れば、文政5年(1822年)に桐明神を香取大神宮に改め、桐ヶ谷7村の総鎮守とした、また、明治4年(1871年)に香取神社と称したそうです。

次回は、北村の薬師原(37番)&無苦尼堂(4番)

次回は、北村(流山市北)の薬師原(37番)、続けて、無苦尼堂(4番)に参ります。神社の前の道を右(北西)に進みます。