江戸川八十八ヶ所巡拝 旭町の金蔵院(53番&83番)

(令和4年5月6日その1)
江戸川八十八ヶ所巡拝、本日は、旧馬橋村の江戸川沿いの札所、先ずは九郎左衛門新田(旭町)の金蔵院(53番&83番)から始めます。
スタートは、馬橋の中根寺(下総四郡大師56番)からです。先日参った時には門が閉まってましたので、再度参ったのですが、今日も閉まってました。
ここから旧水戸街道に戻って左折(南行)し、国道6号線馬橋駅入口交差点に入る直前に斜め右に折れます。その先にある小さな橋が、馬橋です。

馬橋

馬橋
馬橋
馬橋説明板
馬橋説明板
この橋は何代目か知りませんが、初代の橋が馬の鞍状であったので、馬橋と呼ばれる様になり、それが地名にもなったそうです。
さて、この馬橋の先で右折して、JR常磐線を跨線します。その先は直進(西行)し、突き当ったら一旦右折して、次に左折できる所で左折して直進、これを繰り返します。そして、千葉県立松戸馬橋高校の北の通り、JAとうかつ中央松戸西支店の角、江戸川堤防近くの千葉県道5号線の一つ前の交差点、
松戸市主水新田・旭町の交差点
松戸市主水新田・旭町の交差点
ここを右折(北行)します。しばらく直進すると、
金蔵院の南の水田
金蔵院の南の水田
水田の中の道の先に金蔵院が見えてきます。なお、写真右の緑は九郎左衛門新田(旭町)の稲荷神社です。なおも直進して坂川(放水路)を渡ると、
坂川放水路から金蔵院
坂川放水路から金蔵院
その先に金蔵院の墓地・本堂です。

金蔵院

真言宗豊山派、金蔵院、松戸市旭町2丁目419番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
江戸川八十八ヶ所53番&83番。
橋を渡ったら右折すれば良かったのですが、直進してしまいました。

金蔵院裏・千葉県道5号線側
金蔵院裏・千葉県道5号線側
ここからは、右折を繰り返してぐるっと回り込んで、反対側の参道に出ます。

参道・境内

金蔵院参道
金蔵院参道
山号は暁光山。
参道進んで真直ぐに本堂、本堂の左前に53番&83番大師堂があります。
金蔵院境内
金蔵院境内

本堂

金蔵院本堂
金蔵院本堂

由緒沿革説明板

本堂右前に「金蔵院の由緒沿革」の説明板があります。

金蔵院の由緒沿革説明板
金蔵院の由緒沿革説明板
これに拠れば、本尊は飯綱不動尊、開創は寛永6年(1629年)との事です。

53番&83番大師堂

53番&83番大師堂
53番&83番大師堂
53番番号札
53番番号札
83番番号札
83番番号札
53番&83番大師堂額
53番&83番大師堂額

標識塔

大師堂の右後ろに標識塔があります。

標識塔
標識塔
この標識塔正面の中央「新四國八十八ヶ所冩」、その右「伊豫第五十四番」、左「明治四十一年六月七日金〓〓」とあるようですが。(明治41年=1908年) 53番では無く54番ですか。本家四国八十八ヶ所54番宝鐘院延命寺(旧名は円明寺)の本尊は不動明王、53番円明寺の本尊は阿弥陀如来なので、こちらも54番のほうが合いそうです。しかし、読み間違いでしたらすみません。

次回は、旭町の稲荷神社と新松戸の稲荷神社(13番&43番)

次回は、九郎左衛門新田(旭町)の稲荷神社、続けて、大谷口新田(新松戸)の稲荷神社(13番&43番)に参ります。参道を戻ります。