吉橋組大師巡拝 三咲の稲荷社(44番)

(令和4年1月19日その9)
吉橋組大師巡拝、地蔵堂(56番)&番外札所十夜ヶ橋の次は、三咲の稲荷社(44番)です。
地蔵堂の前の千葉県道288号線を右(西南西)に約0.6km進むと、左手に稲荷社(稲荷神社)が現れます。

県道左に三咲稲荷神社
県道左に三咲稲荷神社
この地点からは、県道288号線を、南西へ約1.4kmで新京成線三咲駅、北東へ約4.7kmで国道16号線(小室交差点)に、各々到達する計算になります。

三咲の稲荷神社

稲荷神社、船橋市三咲九丁目2番23号。(千葉県の宗教法人名簿より)

三咲稲荷神社鳥居と参道
三咲稲荷神社鳥居と参道
三咲稲荷神社由来
三咲稲荷神社由来
この由来書きによれば、創建は明治3年(1870年)2月で、ある大名の下屋敷から遷座されたそうです。
三咲稲荷神社拝殿と大師堂
三咲稲荷神社拝殿と大師堂
参道を進むと、左手に44番大師堂があります。

44番大師堂

44番大師堂
44番大師堂
大師堂は、明治になってから、三咲に移ったものです。

三咲百年記念碑

三咲百年記念碑
三咲百年記念碑
境内にある三咲入植開墾の記念碑です。碑文前半部の要約は、

  • 明治政府は、東京及び各地の窮民を「救助授産」するために、小金牧佐倉牧の二牧に、彼等を入植開墾させた
  • 当地は、かつては小金原下之牧という牧地で「広漠たる原野」だった
  • 当地への開墾は明治2年11月に初められ、当地は三咲と命名された
  • 開墾にあたって、「五穀成就村洛繁栄」の守り神として稲荷神社をお祭りした

などです。碑文は、2種類の文体が混ざっています。

次回は観音堂(70番)

次回は、観音堂(70番)です。ルートの説明、難しいです。