東葛印旛大師巡拝 粟野の千寿坊(10番)&佐津間(南佐津間)の宝泉院(41番)

(令和4年7月21日その1)
東葛印旛大師巡拝、本日のスタート地点も、先日と同じ初富の稲荷神社(12番)で、ここからまずは、粟野の千寿坊(10番)、続けて、佐津間(南佐津間)の宝泉院(41番)に参ります。
稲荷神社から東に、東武野田線下の参道を通って国道464号線兼千葉県道8号線に出て左折(北行)します。そこからは道なりで約1.5km北上し、鎌ケ谷消防署前を通過して、初富から粟野に移り、県道8号線が緩く左にカーブする頃、

千葉県道8号線から千寿坊への分岐
千葉県道8号線から千寿坊への分岐
右の脇道(未舗装道)に入ります。すぐに舗装された三叉路に出ますが、その向こう側の角、粟野青年館の敷地内に千寿坊の大師堂があります。
粟野青年館・千寿坊大師堂前
粟野青年館・千寿坊大師堂前

千寿坊 (粟野青年館敷地内)

東葛印旛大師10番。

10番大師堂

10番大師堂
10番大師堂
10番御詠歌額
10番御詠歌額
10番札所は、文政期には藤ヶ谷新田の明宝院にあったようですが、明治早期までに粟野に移転したようです。
それでは、宝泉院に参ります。粟野青年館前の道を右(北)に進み、県道8号線に復帰して北上します。県道を約0.8km弱進むと、
千葉県道8号線からの宝泉院墓地
千葉県道8号線からの宝泉院墓地
右手の畑の向こうに宝泉院の墓地が見えます。少し進んで、
千葉県道8号線佐津間十字路バス停
千葉県道8号線佐津間十字路バス停
道路右(東)側の佐津間十字路バス停の隣の角を右折します。すぐに、
宝泉院駐車場前
宝泉院駐車場前
左に宝泉院の駐車場があり、(左のミラーに相対する)右には宝泉院境内への近道があります。
宝泉院駐車場側通路
宝泉院駐車場側通路
そこから境内にいったん入ります。境内で左折し、山門を出てから東側の道まで戻り、改めて入りました。

宝泉院

真言宗豊山派、寶泉院、鎌ケ谷市南佐津間9番37号。(千葉県の宗教法人名簿より)
東葛印旛大師41番。

宝泉院石柱門
宝泉院石柱門
山号は瑠璃山。石柱門の左前に41番標識塔と古い六地蔵、石柱門から参道真直ぐに山門、山門の先やや左に本堂、山門の左に贈従五位渋谷総司之碑と大師堂があります。

41番標識塔

41番標識塔
41番標識塔
標識塔の正面「新四國八十八ヶ所第四十一番」、右面「大正十三年五月一日建設」とあります。(大正13年=1924年)

六地蔵

宝泉院六地蔵
宝泉院六地蔵

山門

宝泉院山門
宝泉院山門

本堂

宝泉院本堂
宝泉院本堂

41番大師堂

41番大師堂
41番大師堂
41番御詠歌額
41番御詠歌額
41番札所は、文政期には藤心村の観世音なる所にあったようですが、明治早期までに宝泉院に移転したようです。

贈従五位渋谷総司之碑

贈従五位渋谷総司之碑正面
贈従五位渋谷総司之碑正面
贈従五位渋谷総司之碑碑文
贈従五位渋谷総司之碑碑文

次回は、高柳の原庵堂(23番)&高野堂(39番)

次回は、高柳の原庵堂(23番)、続けて、高野堂(39番)に参ります。県道8号線に戻って右折(北行)し、北上を再開します。