2023年遍路第2日その4、田村神社(元83番)を出たところから。
遍路第2日(山岳ステージ)
日付 : 2023年10月18日
田村神社の駐車場を出て、神社北の香川県道12号三木国分寺線を右(東)に進む。琴電琴平線を渡る辺りから、少し進路を修正し、県道147号太田上町志度線と平行に走った後、同道に出てから、古川左岸、春日川左岸を北に進んで、新川左岸に出る。すると、屋島と五剣山( 八栗山 )が華麗に登場。まあ、少し前から見えてはいたのですが。屋島自体が、国指定の天然記念物であるそうな。
www.city.takamatsu.kagawa.jp
そして、あれよあれよと、屋島スカイウェイの入口まで来た。
2級山岳屋島寺・屋島スカイウェイ
撮影時刻は13時18分。STRAVAのデータに拠れば、麓から山頂の駐車場入口まで、距離3.71km、標高差270m、平均勾配7.3%。白峯寺の登りと比較して標高差はほぼ同じで、距離が約3分の2なので、十分キツイ。
例に拠りまして、撮影ポイントが現れれば、撮影しなければなりません。つまり、停まらなければなりません。
源平屋島古戦場
源平屋島古戦場の案内標識があるのは2ヶ所。まず1ヶ所目。次いで2ヶ所目。この写真、対岸の五剣山山中に八栗寺(85番)がチラと見える。
どのあたりが古戦場なのかは、ここでははっきりしない。なお、この古戦場も含めて、屋島は国指定の史跡でもある。[屋島|高松市]
さて、屋島スカイウェイのトンネルを抜けて、それまでの北向きから南向きに変えたあたりで、空腹感が急に強くなってきた。今日の日中はコンビニおにぎりぐらいしか食べていないためである。少しずつしか進まなくなってしまう。それでも何とか進んで、ようやく駐車場に到着したのは14時01分である。
屋島山頂に食堂のようなものがあるかと期待したが、喫茶スペースぐらいしかない。諦めてコカコーラを購入、とりあえず糖分と水分である。今は糖分第一である。
それから南へ進むと、源平屋島古戦場に関する屋外パネルが出てくる。もうちょっと風化対策をお願いします。
その先が屋島寺の駐車場側入口になる。
屋島寺
真言宗御室派、屋島寺、高松市屋島東町1808。(香川県の宗教法人名簿より)
四国八十八ヶ所84番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
屋島寺も、国史跡屋島の一部である。
駐車場側入口
撮影時刻は14時13分。境内に入って、本堂、大師堂、納経所と廻る。それから、さらに南にある山門まで行ってから、撮影開始となる。
山門
山号は南面山、院号は千光院。扁額だけの写真は取り忘れたが、扁額には「南面山」とある。
山門から北に参道真っ直ぐに進んで、また門( 四天門 )があり、そこから真っ直ぐに進むと本堂、本堂の右に蓑山大明神、その奥に屋島稲荷、さらに右に熊野権現社、本堂前から右(東)に参道が折れた先に大師堂、大師堂前で参道が右(南)に折れて、左手に一願不動尊と三躰堂と並び、また左(東)に折れて駐車場側の門( 東大門 )という並びである。
四天門
説明板
四天門の左前に説明板があった。屋島寺の屋島は「やしま」と読む。
本堂
本堂の右前に説明板があった。本堂と、本尊の十一面千手観音は、ともに国指定の重要文化財である。[屋島寺本堂|高松市][木造千手観音坐像|高松市]
蓑山大明神
この右に蓑山大明神之由来の説明板、左に蓑山塚がある。
屋島稲荷
熊野権現社
大師堂
一願不動尊と三躰堂
東大門
撮影時刻は14時48分。境内滞在時間は約35分。それから駐車場に戻り、出発前に風景撮影。最終的に駐車場を出たのは14時55分。駐車場から屋島寺までの滞在時間は約54分になった。
次回は、遍路第2日、洲崎寺と八栗寺(85番)
次回は、洲崎寺を経て八栗寺に参ります。