(令和5年6月5日その5)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、平賀の仁王尊の次は、平賀の観音院(69番)に参った後、平賀の宗像神社に寄り道して、平賀の不動堂集会所にある大師堂に参ります。
仁王尊から移動して、宗像神社の南約0.18kmの三叉路に出て左折(南行)し、すぐの十字路、ここを右に曲がると、この写真の中央、カーブミラーの左に小さく、観音院の子安観音堂が見えています。次の三叉路、ここを右に、道なりに進んで、この三叉路、この写真左の木陰に子安観音堂が見えますので、左折します。
平賀の観音院
千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。
印西大師69番。道路から境内に入ってすぐ左に子安観音堂、奥の左に69番大師堂、奥のお堂は不明ですが観音堂でしょうか。
子安観音堂
69番大師堂
奥のお堂
石塔石仏
境内の北東側、子安観音堂と向き合う石塔石仏を取り上げます。写真右の石塔は「七夜觀世音」とあります。一方、左の石仏は、右「奉造立十九夜念佛供養塔二世 安樂所」、左「寛文十二壬子天十月吉日」とあります。(寛文12年=1672年)
それでは、次へ参ります。来た道を戻り、この記事最初の写真の十字路を左折(北行)し、この記事冒頭の三叉路は直進します。
そこから道が上り坂になって、直後の三叉路、左に宗像神社の鳥居が見えますので、寄り道します。
平賀の宗像神社
宗像神社、印西市平賀1番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
入口から少し階段があって鳥居、その先参道真っ直ぐに長く進んで、拝殿、拝殿の左前から本殿の後方まで摂末社があります。なお、大師堂は見当たりません。
入口
鳥居
参道
拝殿
本殿
摂末社
境内の奥にあるこちらは、奥宮それとも摂末社?
それでは、次へ参ります。神社参道の東側、脇参道とでも言う道に出て南に進み、舗装道に出たら左(北)にターンします。そこから約0.17km進むと、左に3つのお堂が現れますが、そのうちのひとつが大師堂です。
平賀の不動堂集会所のお堂
お堂の奥の建物は、Yahoo!マップに拠れば、不動堂集会所だそうです。
大師堂
3つのお堂のうち、北東側、道路際のお堂が大師堂です。印西大師の明治初期の史料には、平賀の、ふとうどう(不動堂)が掛所と記されています。
子安堂
北西側のお堂、下に子安像が置いてあります。
南側のお堂
一番大きな南側のお堂は、荒れていて、何を祀っているのか不明です。
七々夜観音石塔
その南側のお堂の左に、石塔があります。石塔には「七々夜觀音」とあります。
次回は、山田の円天寺(49番)
次回は、山田の円天寺(49番)に参ります。集会所前の道を左(北)に進みます。