島大師巡拝 続・布瀬の香取鳥見神社

(令和4年10月1日その2)
東葛印旛大師巡拝、布瀬の香取鳥見神社(元62番)の続きで、手水舎より奥の境内社と島大師標識塔のみ記します。

布瀬の香取鳥見神社の続き

香取鳥見神社、柏市布瀬1377番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
東葛印旛大師文政期から昭和期までの62番。
島大師2番&3番&83番から88番を確認。
これらとは別に19番大師堂あり。

手水舎すぐの境内社第一群

布瀬香取鳥見神社境内社第一群
布瀬香取鳥見神社境内社第一群
手水舎から奥に進んですぐ左にある境内社のグループで、仮に境内社第一群と表します。左に分岐した参道の左に84番・右に3番の島大師の標識塔があり、その先に境内社の石祠があります。

島大師84番標識塔

島大師84番標識塔正面
島大師84番標識塔正面
島大師84番標識塔左面島大師84番標識塔右面
島大師84番標識塔側面
84番標識塔の正面「新四〓八十四番」、左面「讃州屋嶌寺移稲荷宮」、右面「文化十酉年」とあります。(文化10年=1813年)

島大師3番標識塔

島大師3番標識塔正面
島大師3番標識塔正面
島大師3番標識塔左面島大師3番標識塔右面
島大師3番標識塔側面
3番標識塔の正面「新四〓三番」、左面「阿州金泉寺移飯綱権現」、右面「文化十酉年」とあります。

境内社第一群

布瀬香取鳥見神社境内社第一群左側
布瀬香取鳥見神社境内社第一群左側
第一群の左側は、左端から順に、「稲荷大明神」、「稲荷神社」、読めない、「箭弓稲荷大明神」とあります。
布瀬香取鳥見神社境内社第一群右側
布瀬香取鳥見神社境内社第一群右側
第一群の右側は、左端から順に、「飯綱權現」、「蔵王大權現」、「牛頭天王宮」、「大黒天宮」とあります。
布瀬香取鳥見神社境内社第一群右端
布瀬香取鳥見神社境内社第一群右端
これは、「〓辨財」(〓は木偏に金)とあります。

手水舎すぐの境内社第二群

布瀬香取鳥見神社境内社第ニ群
布瀬香取鳥見神社境内社第二群
境内社第一群の拝殿側に隣接する境内社のグループです。左に分岐した参道に鳥居があり、その先に左に85番・右に2番と88番の島大師の標識塔があり、さらに先に境内社の石祠等があります。

島大師85番標識塔

島大師85番標識塔正面
島大師85番標識塔正面
島大師85番標識塔左面島大師85番標識塔右面
島大師85番標識塔側面
85番標識塔の正面「新四國八十五番」、左面「讃州八栗寺移大黒天」、右面「文化十酉年」とあります。

島大師2番&88番標識塔

島大師2番&88番標識塔正面
島大師2番&88番標識塔正面
島大師2番標識塔左面島大師2番標識塔右面
島大師2番標識塔側面
2番標識塔の正面「新四國二番」、左面「阿州極樂寺移水神宮」、右面「文化十酉年」とあります。
島大師88番標識塔左面島大師88番標識塔右面
島大師88番標識塔側面
88番標識塔の正面「新四国八十八番」、左面「讃州大窪寺移疱瘡神」、右面「文化十酉年」とあります。

境内社第二群

布瀬香取鳥見神社境内社第二群左側
布瀬香取鳥見神社境内社第二群左側
第二群の左側は、左端から順に、読めない、「三輪大明神」、「大黒天」とあります。
布瀬香取鳥見神社境内社第二群右側
布瀬香取鳥見神社境内社第二群右側
第二群の右側の左端は「南無阿弥陀佛」供養塔です。
布瀬香取鳥見神社境内社第二群背面
布瀬香取鳥見神社境内社第二群背面
「南無阿弥陀佛」が気になって、右面も見てみますと、「文政四年巳九月廿五日」とあります。(文政4年=1821年)

境内社第三群

境内社第二群の拝殿側に隣接する境内社2社です。左(手水舎側)の大杉神社と、右(拝殿側)の名称不明の祠からなります。

大杉神社

布瀬香取鳥見神社境内社大杉神社
布瀬香取鳥見神社境内社大杉神社

名称不明の境内社

布瀬香取鳥見神社境内社
布瀬香取鳥見神社境内社

社殿後方

社殿の後方にも、島大師87番標識塔と名称不明の石祠がありました。

布瀬香取鳥見神社社殿後方
布瀬香取鳥見神社社殿後方

島大師87番標識塔

島大師87番標識塔正面
島大師87番標識塔正面
島大師87番標識塔左面島大師87番標識塔右面
島大師87番標識塔側面
87番標識塔の正面「新四国八十七」、左面「讃州長尾移星〓宮」、右面「文化十酉年」とあります。

島大師まとめ

布瀬の香取鳥見神社で発見した島大師について纏めます。

  • 83番 鳥見大明神&香取大明神
  • 84番 稲荷宮
  • 85番 大黒天
  • 86番 子安
  • 87番 星〓宮
  • 88番 疱瘡神
  • 02番 水神宮
  • 03番 飯綱権現

探せば、1番が見つかりそうな気がしてきました。

次回は、布瀬の弁財天宮&観音堂

次回は、島大師の標識塔を捜して、布瀬の弁財天宮と観音堂に参ります。いったん、来た道を戻ります。