(令和4年9月16日その2)
自転車で坂東三十三観音巡拝、第5日往路楽法寺までの続きです。孔雀がいたのは、楽法寺の薬井門(黒門)前です。
楽法寺
茨城県桜川市本木1番地。(国税庁法人番号公表サイトより)
坂東三十三観音24番。
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薬井門(黒門)
山号は雨引山。この門は、元は真壁城の門だったそうで、桜川市指定文化財です。
黒門の向いに駐車場がありますが、もう少し登って上の駐車場まで進みます。この茨城県道152号線左手に彼岸花が咲いています。駐車場に自転車を停めて、こちらから境内に進みます。その先には、仁王門があります。
仁王門
見た感じ江戸期のもので、指定文化財と確信しました。仁王門は茨城県指定文化財です。
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中の仁王尊像は桜川市指定文化財です。
仁王門から黒門への参道階段を覘きます。この位置で、左に鐘楼、右に地蔵堂が見えます。
鐘楼
地蔵堂
そして仁王門から先に進むと、まず手水舎、その先、階段の途中に常夜灯、階段の右下に宿椎(スダジイ)あります。
手水鉢
この手水鉢は「〓宝暦十二歳二月吉祥日」と読みたいのだけれども、最初の2文字がどうも読めません。(宝暦12年=1762年)
常夜灯
この常夜灯には「享保十八〓歳五月十二日」とあります。(享保18年=1733年)
宿椎(スダジイ)
桜川市指定文化財です。
階段に戻って上に進むと平坦部に休憩所があり、その先は右から、東照山王社殿、本堂(観音堂)、多宝塔など、それに納経所があります。
東照山王社殿
説明板に拠れば、享保12年(1727年)の建築、それ以前は別々に祀られていた東照大権現と山王大権現を合祀したもので、茨城県指定文化財。
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(中の?)東照大権現徳川家康公像は、桜川市指定文化財です。
本堂(観音堂)
本堂にて納経を行い、その後、納経所にて納経印を頂きます。それから写真撮影再開です。これも当然に茨城県指定文化財です。
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本尊の観世音菩薩立像は(、附で前立尊も、)国指定の重要文化財です。
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本堂前説明板と石碑
石碑は、雨引山楽法寺畧縁起と題されています。これらに拠れば、寺伝では、用明天皇2年(587年)、梁の人、法輪独守居人の創建。本尊は延命観世音菩薩。
多宝塔
茨城県指定文化財です。
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放し飼いの鳥たち
楽法寺には、この記事冒頭で紹介した孔雀を始め、さまざまな鳥たちが放し飼いにされています。進路右の鳥、人がここまで接近しても逃げません。と、右手の鳥を見ながら歩くと、進路前方の鳥から、ガー(前見て歩け)と注意されました。
その先に本坊など新しい建物があり、そこから左に折り返して斜面を下りていきます。
本坊下の休憩所からの景色
地蔵堂
庭の中を進むと、地蔵堂の前に出ます。その先は、仁王門に戻ります。そのまま駐車場に戻って、下山します。
次回は、西明寺(20番)まで
次回は、西明寺(20番)までの道のりについてです。来た道を戻って、つくばりんりんロードに復帰します。