江戸川八十八ヶ所巡拝 名都借の広寿寺(33番奥院)

(令和4年5月8日その2)
江戸川八十八ヶ所巡拝、前ヶ崎の宝蔵院(54番&56番)の次は、名都借(なづかり)の広寿寺(33番奥院)に参ります。
宝蔵院の参道を右(北)に出て、すぐに右折して坂を下り、右折して宝蔵院の裏手に出ます。

宝蔵院裏手
宝蔵院裏手
またすぐ左折し、突き当りを右折して、細い坂を上りますと、右手に広寿寺の駐車場があります。
広寿寺駐車場
広寿寺駐車場
この駐車場から境内に入ります。

広寿寺

曹洞宗、広寿寺、流山市名都借980番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
江戸川八十八ヶ所33番奥院。
下総三十三観音12番。

広寿寺駐車場からの境内
広寿寺駐車場からの境内
駐車場からですと、入って右に本堂、本堂の反対側に参道があって、参道途中右に大師堂、参道真直ぐに山門となります。

本堂

広寿寺本堂
広寿寺本堂
本堂右前に、本尊についての説明板があります。
広寿寺観世音菩薩坐像説明板
広寿寺観世音菩薩坐像説明板
本尊は観世音菩薩、下総三十三観音の12番札所です。また、この観世音菩薩坐像は流山市の指定文化財です。
www.city.nagareyama.chiba.jp

33番大師堂

広寿寺大師堂
広寿寺大師堂
広寿寺大師堂番号札
広寿寺大師堂番号札
広寿寺大師堂御詠歌額
広寿寺大師堂御詠歌額

33番標識塔

大師堂の右に、33番標識塔があります。

33番標識塔正面左面
33番標識塔正面左面
33番標識塔右面
33番標識塔右面
標識塔の正面中央「新四國八十八ヶ所廣壽寺」、正面右「第三十三番土州高福寺写」、右面「文政七甲申年十二月吉日」とあります。(文政7年=1824年) 現在の江戸川八十八ヶ所では、奥の院という扱いですが、文政期は正規(?)の33番だったようです。

山門

駐車場から入って来たので、山門が最後になります。

広寿寺山門
広寿寺山門
山門の左に、説明板と石仏石塔群があります。

広寿寺説明板

広寿寺説明板
広寿寺説明板
山号は長福山。
なるほど、長福山広寿寺を広福とすれば、本家四国八十八ヶ所33番雪渓寺の古称高福寺と通じます。

門前の石仏石塔群

広寿寺山門前石仏石塔群
広寿寺山門前石仏石塔群
この中の左端の石塔は、正面中央に「奉納大乘妙典日本回國供養塔」とある、六十六部廻国塔です。

山門からの境内

広寿寺山門からの境内
広寿寺山門からの境内
山門からですと、左手に大師堂、参道真直ぐに本堂となります。

次回は、名都借の大塚大師(55番)&清滝院(35番)

次回は、名都借の大塚大師(55番)、続けて、清滝院(35番)に参ります。駐車場からは右折してすぐ左折(北行)、山門からは、左(北)に進んで左折後右折、となります。