(令和4年5月8日その1)
江戸川八十八ヶ所巡拝、本日は、坂川支流富士川に近い札所、先ずは前ヶ崎の宝蔵院(54番&56番)から始めます。
スタートは、国道6号線根木内交差点から東に折れた先の、江戸時代の水戸街道、根木内歴史公園城址口からです。ここを東に、公園からは左折で旧水戸街道・千葉県道261号線を進むと、坂下で上富士川の根木内城址橋に出ます。ここを川沿いに左折します。しばらくして、国道6号線の下の人道を潜り、川沿いの道路を進んでJR常磐線も潜ります。さらに道なりに、川からは少し離れて進み、道が直線となって右の丘が道路に接近するのが見える所、ここを右折して坂を上り、すぐに左折します。その先、右手に墓地がありますが通過して、こっちで良かったのかと思う頃、右手に宝蔵院です。
宝蔵院
真言宗豊山派、寶藏院、流山市前ヶ崎466番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
江戸川八十八ヶ所54番&56番。
江戸川二十一ヶ所14番。参道階段の右に説明板と弘法大師廿一ヶ所標識塔、参道真直ぐに本堂、参道から右に折れた先に大師堂が3棟、本堂の後ろにミニ四国八十八ヶ所があります。
説明板と弘法大師廿一ヶ所標識塔
説明板に拠れば、山号は開光山、本尊は薬師如来。標識塔の正面「弘法大師廿一ヶ所寳」、左面「第十四番」、右面「文政元戊寅年五月廿一日」と読みました。(文政元年=1818年)
境内
本堂
寺号は修行寺。
56番大師堂
大師堂のうち、右(道路)側が56番です。
54番大師堂
大師堂のうち、真ん中が54番兼21ヶ所14番です。
もうひとつの大師堂
ミニ四国八十八ヶ所
このミニ四国八十八ヶ所ですが、番号順には並んでいないので、全札所分があるのかは未確認です。なお、数体欠けてもいます。
次回は、名都借の広寿寺(33番奥院)
次回は、名都借の広寿寺(33番奥院)に参ります。宝蔵院の参道を出て右、すぐの三叉路を右折、坂を下りて突き当り右折で、宝蔵院の裏手にまわります。
更新履歴
2022年5月29日18時30分、初版公開
2022年7月17日14時25分頃、「文政元戊寅年三月廿一日」→「文政元戊寅年五月廿一日」