(令和4年6月19日その6)
自転車で坂東三十三観音巡拝、慈光寺(9番)の続きです。
埼玉県道212号線と同343号線の接点北側の、正法寺の駐車場に来ています。ここに自転車を停めてから少し東に移動して、
切り返して、この坂道から正法寺に進みます。
正法寺
真言宗智山派、正法寺、東松山市岩殿1229。(埼玉県の宗教法人名簿より)
坂東三十三観音10番。
坂道からトンネルを通って正法寺境内に入ります。
こちらから来た場合、スペースの先、この写真中央に観音堂境内見取図と「物見山岩殿観音の勝」説明板、その先に薬師堂や百地蔵堂、左手に観音堂、右手に下りの階段参道、その手前に修行大師像があります。
観音堂境内見取図
物見山岩殿観音の勝説明板
物見山と岩殿観音(正法寺)とを併せて、埼玉県指定名勝です。この説明板によれば、正法寺は養老2年(718年)の開山、「頼朝や比企禅尼の信仰厚く、廃寺を再建」、現在の建物は天明6年(1786年)の造営、だそうです。
www.city.higashimatsuyama.lg.jp
薬師堂と百地蔵堂
写真手前が薬師堂です。
修行大師像
観音堂
こちらで納経いたします。
石仏群
さて、観音堂の右手や薬師堂の裏の崖に、石仏が並んでいます。
観音堂境内
納経所は参道階段下にあるので、そちらに移動します。その階段の右手に正法寺の説明板があります。
正法寺説明板
これに拠れば、寺号は「しょうぼうじ」と読み、山号は岩殿山、院号は修善院、「源頼朝の命により、比企能員が復興」、観音堂は養老年間に逸海が創立し、正法庵と称したとの事です。
参道・仁王門
納経所へ
参道階段を下り、仁王門の(観音堂から見て)左に、本堂や納経所があります。納経印を頂きます。
麓の参道が、仁王門の(観音堂から見て)右に逸れています。多分、階段の無い道が県道の駐車場そばまで延びているのでしょう。この道を歩いて駐車場に戻ります。
次回は、金剛寺
次回は、比企氏関連の金剛寺に寄ります。