(令和4年4月22日その8)
松戸市内、旧の馬橋村とその近辺の大師堂廻り、馬橋の万満寺(下総四郡大師51番)の次は、馬橋の王子神社と三ヶ月(みこぜ)の三日月神社(江戸川八十八ヶ所25番)に参ります。
万満寺の参道を南に戻り、そこから右に万満寺の壁伝いに北に進みます。壁の向こうに万満寺の仁王門がある辺で、左手に王子神社です。
馬橋の王子神社
王子神社、松戸市馬橋1784番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
鳥居・参道
鳥居の右に説明板、参道真直ぐに拝殿があります。
説明板
ご祭神は、幸江序命(さちえわけのみこと)、市杜島姫命、猿田彦命の三柱。元は大日寺・万満寺の鎮守として諏訪明神を勧請し、16世紀半ばに熊野から若一王子を勧請して王子権現社と称したとあります。幸江序命は全く詳細不明。市杜(杵)島姫命と猿田彦命は、諏訪大社や熊野三社とは直接は関係ないので、明治以降に合祀されたものかもしれません。
拝殿
境内
それでは、三日月神社に参ります。王子神社の裏(西)側を北に進むために、神社の表の道を北に進み、すぐに脇道に左折して、裏の道に出て右折します。しばらく進んで、送電線の下の交差点、この写真の右奥から来て、(写真左へ)右折すると、(写真左の緑)右手に三日月神社です。
三日月神社
三日月神社、松戸市三ケ月295番地の2。(千葉県の宗教法人名簿より)
江戸川八十八ヶ所25番。
鳥居・参道
鳥居の先真直ぐに社殿、鳥居の右前に大師堂があります。
石塔
鳥居の右横に立つ石塔で、正面には「三日月神社」とあるものです。その左面にはご祭神について、背面には由来が記されています。これによれば、ご祭神は月読尊です。由来ですが、まず1198年に千葉介頼胤(1239-1275)が小金城の鬼門守護祠を建て、後の寛延4年(1751年)に三日月村の人が出羽の月山より持ち帰った石を、先の祠と併せて、三日月大明神として祀ったそうです。
社殿
25番大師堂
これより、江戸川八十八ヶ所のエリアに入って、巡拝することになります。江戸川八十八ヶ所については、下調べが足りてないので、どうなりますか。
次回は、八ヶ崎の長聖寺(18番&73番&82番)と子安神社
もうそろそろ帰宅しますが、その途中、旧の高木村は八ヶ崎の長聖寺と子安神社に寄ります。三日月神社の北側の道を東に進みます。