江戸川八十八ヶ所巡拝 長聖寺(18番&73番&82番)

(令和4年4月22日その9)
松戸市内の大師堂廻りは、江戸川八十八ヶ所廻りに移行しまして、馬橋の王子神社と三ヶ月の三日月神社(江戸川八十八ヶ所25番)の次は、旧の高木村は八ヶ崎の長聖寺(江戸川八十八ヶ所18番&73番&82番)と子安神社に参ります。
三日月神社北側の送電線沿いの道を坂上(東)に進みます。国道6号線を越えて道が右カーブするところ、

松戸市八ケ崎8丁目の交差点
松戸市八ケ崎8丁目の交差点
ここを斜め左に入ります。しばらく進んで、JR武蔵野線の上を渡るところ、
長聖寺前
長聖寺前
墓地とその左側が長聖寺、右側が子安神社です。

長聖寺

真言宗豊山派、長聖寺、松戸市八ケ崎二丁目35番地の2。(千葉県の宗教法人名簿より)
江戸川八十八ヶ所18番&73番&82番。
松戸二十一ヶ所15番。

長福寺入口
長聖寺入口
長福寺参道
長福寺参道
入口の左に82番大師堂、入口入って真直ぐ進んで、右の墓地入口に18番&73番大師堂、その反対側に本堂等があります。

82番大師堂

82番大師堂
82番大師堂
82番大師堂御詠歌額
82番大師堂御詠歌額
写真の焦点が、手前の茶碗になってしまった。

18番&73番大師堂

18番&73番大師堂
18番&73番大師堂
18番&73番大師堂掲示額
18番&73番大師堂掲示額
ここには、松戸二十一ヶ所の15番の額もあります。

18番標識塔&73番標識塔

18番&73番大師堂の右に18番標識塔、左に73番標識塔があります。

18番&73番標識塔右面
18番&73番標識塔右面
18番標識塔正面左面
18番標識塔正面左面
73番標識塔正面左面
73番標識塔正面左面
18番標識塔の左面「新四國第十八番」、右面「文政七甲申十月吉日」とあります。(文政7年=1824年)
また、73番標識塔の正面「新四國第七拾〓番讃州出釈迦寺冩」、右面「文政〓癸未〓十一月大吉日」、左面「八照山金谷寺」とあります。(文政〓癸未=文政6年) 73番札所は、文政期には、近隣の金谷寺にあったようです。

本堂

長聖寺本堂
長聖寺本堂
本堂の左には修行大師像があります。
それでは、隣の子安神社にも寄ってみましょう。

八ヶ崎の子安神社

子安神社、松戸市八ケ崎2丁目36番2号。(千葉県の宗教法人名簿より)

八ヶ崎の子安神社前
八ヶ崎の子安神社前
八ヶ崎の子安神社参道
八ヶ崎の子安神社参道

子安神社の由来説明板

八ヶ崎の子安神社由来説明板
八ヶ崎の子安神社由来説明板
これに拠れば、ご祭神は木花開耶姫命、創建は正保2年(1645年)とのことです。

拝殿

八ヶ崎の子安神社拝殿
八ヶ崎の子安神社拝殿

帰宅

これで今日は終了です。本日は、旧の松戸町{旧の下矢切村、上矢切村}、旧の明村{旧の古ヶ崎村、上本郷村}、旧の馬橋村{旧の新作村、中根村、馬橋村、三ヶ月村}、旧の高木村{旧の中和倉村、千駄堀村、八ヶ崎村}を廻りました。この中には、下総四郡大師の札所5ヶ所、江戸川八十八ヶ所の札所4ヶ所を含みます。