(令和6年11月19日その1)
佐倉組十善護国講(内郷組)の札所捜索を兼ねた酒々井町の地域探訪、本日は、酒々井町中川から中央台、墨そして馬橋を巡ります。
本日の出発点は、京成本線京成酒々井駅の近くの、中川の西蔵院(14番&61番&64番)前です。ここから西蔵院を左に見て南に進むと、西蔵院の南隣に新築の建物があります。
中川区自治会新築物件
ここは、中川青年館のあった場所で、この建物の建築主は中川区自治会なので、青年館を建て替えているのでしょうか。
その先すぐに、京成酒々井駅から南に伸びる大通りに出て南へ、国道51号との酒々井駅入口交差点も渡り、JR成田線酒々井駅直前の信号十字路まで移動しました。この駅と駅を結ぶ通りは、「ふれあい駅前通り」だそうです。
JR成田線酒々井駅
Uターンして信号十字路に戻り、左折します。左折後のこの通りは、「さわやか中央通り」だそうです。この通りを南へ、緩やかに上って行くと、まず右手にプリミエール酒々井です。
プリミエール酒々井
名前はマンションですが、その正体は酒々井町立図書館・文化ホールです。
続いて、右手に酒々井町中央公民館、酒々井町役場です。
酒々井町役場など
そして、さわやか中央通りの南の終端、中央台入口交差点まで来ました。ここは左折で、すぐに左に酒々井宿東光寺の墓地となりますが、その手前の小さな丁字路で、右に入ります。すぐに行き止まりですが、その手前左に石祠がありました。
下台の水神宮
石祠には「水神宮」とあります。
なお、水神宮の後方は、酒々井町の管理する取水井です。
戻りまして、東光寺前を通過し、続いて下台の麻賀多神社前の国道296号下台T字路交差点を左折、国道の墨入口交差点は南に入って、すぐの丁字路左折で国道の旧道へ、またすぐの丁字路、逆から撮影して、この丁字路を南に曲がります。下り坂の途中左に、お堂が現れます。
墨の泉光院
千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。
も少し坂を下りて、参道階段前まで。
標識と幟
入口左に酒々井町の標識です。標識は「墨泉光院」。
階段途中右に幟があります。幟は「流水山泉光院」。
お葉つき銀杏
階段の左のイチョウは、「お葉つき銀杏(おはつきいちょう)」というそうです。説明板に拠れば、葉の上に実を付けるという。なお、泉光院は真言宗だそうです。
本堂(薬師堂)
扁額は「瑠璃光殿」。名前からして薬師如来を祀るようです。真言は、薬師如来のものです。
石塔石仏群
境内左に石塔石仏群です。この中から、中ほどの石塔、写真の右の石塔は、中央は梵字1字に「逆修〓」、右「前文殊寺」、左「願主沙門快」。
左の石塔石仏群へ。その中の右端は、上部は中央「湯殿山」、その左右「月山 羽黒山」、下部の中央は読めないが、その左右「文化七〓 三月〓日」。(文化7年=1810年) その左隣は、中央「馬頭觀世」。左端は六地蔵で、台座正面の中央「女人講中」、その左右「文化三丙寅歳 三月吉祥日」。
それでは退出します。参道階段を下りて道路を左へ、坂を下ると、坂の終わりが見えるところ、右に何かあります。
墨泉光院坂下の地蔵堂
そのまま道を南に下っての十字路を、右折します。
次回は、墨の東伝院など
次回は、墨の東伝院などに参ります。