(令和5年7月6日その3)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、七次(白井市根)の長楽寺(82番、白井大師12番)の次は、中木戸(白井市根)の来迎寺壺良毛別院(13番、白井大師4番)に参ります。
長楽寺・大日神社前の道に出て左(北)に進み、すぐの三叉路を左折して、左コーナーに白井市消防団第二分団七次の倉庫を見て、
白井市中木戸東の道標
道標のいう西・富塚村方向へ左折して、比較的長めの直線が風間街道に突き当たる手前、左に中木戸の諏訪神社、右は西寄りに来迎寺壺良毛別院、東寄りに中木戸集会所があります。
中木戸集会所
中木戸(白井市根)の来迎寺壺良毛別院
別院は、千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。
印西大師13番。(大日堂)
白井大師4番。(阿弥陀堂)
道路から少し入って石柱門、門の先やや右にお堂、お堂の右に大師堂が2棟で、その右側が13番大師堂、門の右前に木造伝木喰上人坐像説明板があります。
木造伝木喰上人坐像説明板
白井市指定の有形文化財です。
www.city.shiroi.chiba.jp
なお、この辺り、中木戸新田は風間村とも云いました。今では風間街道にその名を残しています。
石柱門
観音堂
大師堂
13番大師堂
印西大師の明治初期の史料では、13番札所は、師戸(印西市)の、しやうのうちとう(城ノ内堂)になっています。一方、中木戸/風間の記載はありません。
現在の印西大師では、13番を大日堂と称していますが、これは本家四国八十八ヶ所13番大日寺(本尊十一面観音)の寺名に因るのでしょう。
なお、白井大師の資料には、4番阿弥陀堂として登場します。因みに、本家四国八十八ヶ所4番は大日寺(本尊大日如来)です。
番外大師堂
隣は諏訪神社
次回は、中木戸(白井市根)の諏訪神社
次回は、中木戸(白井市根)の諏訪神社に寄り道します。入口にまわるため、別院境内を出て右の風間街道に出ます。