吉橋組大師巡拝 地蔵堂(35番)&薬師堂(39番)

(令和4年1月27日その7)
吉橋組大師巡拝、能満寺(12番&86番)の次は、地蔵堂(35番)、続けて、薬師堂(39番)です。
東葉高速鉄道の飯山満(はさま)駅近くから、東葉高校の東葉門近くまで進みます。

東葉高校東葉門近く
東葉高校東葉門近く
この写真、撮影者の背中右側に東葉門、左手遠くに東葉高速鉄道です。で、写真の右端の木陰の中に地蔵堂があり、左の青い壁の建物は薬師堂です。

ゆるぎ地蔵(地蔵堂)

吉橋組大師35番。

ゆるぎ地蔵
ゆるぎ地蔵
このお堂の中の地蔵像は、「ゆるぎ地蔵」と呼ばれていて、船橋市の指定文化財となっています。
ゆるぎ地蔵説明板
ゆるぎ地蔵説明板
www.city.funabashi.lg.jp

35番標識塔

地蔵堂の右に、35番標識塔があります。

35番標識塔正面左面
35番標識塔正面左面
35番標識塔右面
35番標識塔右面
標識塔の正面「土州清瀧寺摸」、右面「第三十五番」、左面「天保三辰年十一月十一日」、台座「地蔵堂」とあります。(天保3年=1832年)

八幡宮跡

地蔵堂の右手、さらに一段高いところに、昔は八幡宮があって、吉橋組大師の72番札所でした。札所が移転したあとも、八幡宮自体は残っていたのですが、現在では、ほぼ撤去されています。

飯山満の八幡宮跡
飯山満の八幡宮跡
唯一残っているのは、元参道下の狛犬だけです。
飯山満の八幡宮の狛犬
飯山満の八幡宮の狛犬
それでは、薬師堂に参ります。

薬師堂

吉橋組大師39番。

薬師堂
薬師堂

39番標識塔

薬師堂の前に、39番標識塔らしきものが、倒れています。

39番標識塔
39番標識塔
標識塔の左面「第三十〓番」(〓は九か)、台座「薬師堂」は確認できます。
なお、薬師堂のすぐ近くを、新しい道路を通す工事が行われており、
薬師堂近くの道路工事
薬師堂近くの道路工事
この道路は、飯山満駅前と、新京成線前原駅前とを結ぶようです。近い将来、薬師堂などへのルートも変更されることでしょう。

次回は東福寺(18番)

次の札所は、東福寺(18番)です。
地蔵堂から薬師堂への道を、そのまま進みます。