吉橋組大師巡拝 東福寺(18番)

(令和4年1月27日その8)
吉橋組大師巡拝、地蔵堂(35番)&薬師堂(39番)の次は、東福寺(18番)です。
地蔵堂から薬師堂への道を、そのまま進みます。未開通の東葉高速鉄道飯山満(はさま)駅前からの新道を過ぎて、次の三叉路の右角に、大師道道標があります。

大師道道標

飯山満の大師道道標
飯山満の大師道道標
この写真の向こう側から来ています。
飯山満の大師道道標正面
飯山満の大師道道標正面
飯山満の大師道道標左面
飯山満の大師道道標左面
飯山満の大師道道標右面
飯山満の大師道道標右面
道標正面「新四國四郡八十八ヶ所」「右 能満寺ヘ十」、左面「二宮村上飯山満 高野中」、右面「明治四十二年四月吉日」とあります。(明治42年=1909年) 明らかに、下総四郡大師のための道標で、再興後間もない頃のものです。また、この再興が、発起人の梶原石五郎氏(白井村在住)以外にも支持者がいた事の証でもあります。この道標は、東福寺から能満寺への方向のみ機能するものです。東福寺から出てくると、この道標正面が目に入り、その指示通り右に曲がればいいのです。
で、薬師堂から来た場合は、この三叉路を左折します。すぐ左手に東福寺です。

東福寺

真言宗豊山派、東福寺、船橋市飯山満町2丁目936番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
下総四郡大師18番、吉橋組大師18番。

東福寺山門
東福寺山門
山門から境内には入れませんが、この写真の右手に入口があります。

18番標識塔

その山門左に、18番標識塔があります。

18番標識塔正面左面
18番標識塔正面左面
18番標識塔正面右面
18番標識塔正面右面
標識塔正面「四國霊場第十八番阿州恩山寺摸」、台座「東福寺」、右面「本尊薬師如来」「天保三辰年十一月廿一日」とあります。(天保3年=1832年)

境内、本堂

東福寺境内
東福寺境内
山門から直進して本堂が、途中左手に18番大師堂があります。
東福寺本堂
東福寺本堂

18番大師堂

18番大師堂
18番大師堂
御詠歌額は大師堂内にあります。
18番御詠歌額
18番御詠歌額
東福寺の山号は医王山ですね。

帰宅

今日はここまでといたします。本日は、旧南金杉村、旧高根村、旧米ヶ崎村、旧七熊村、旧下飯山満村、旧上飯山満村の札所12ヶ所をお参りしました。