江戸川八十八ヶ所巡拝 思井の耳だれ地蔵(32番)&思井大師堂(61番)跡

(令和4年5月30日その8)
江戸川八十八ヶ所巡拝、加村(平和台)の光照寺(27番)&西平井の焼原大師堂(62番)の次は、思井の耳だれ地蔵(32番)、続けて、思井大師堂(61番)に参ります。
焼原大師堂の東側、中交差点から南に、(近い将来、千葉県道5号線に指定される)新道が緩く右手カーブするところ、直進する旧道に進みます。(新道からは左折。) 中交差点から南に約0.2kmの三叉路、

中交差点から耳だれ地蔵への三叉路
中交差点から耳だれ地蔵への三叉路
ここを左折します。そこから約0.1km、畑から藪に変わったところ、
耳だれ地蔵前
耳だれ地蔵前
左側に耳だれ地蔵があります。

耳だれ地蔵

江戸川八十八ヶ所32番。

耳だれ地蔵
耳だれ地蔵
耳だれ地蔵説明板
耳だれ地蔵説明板
説明板に拠れば、耳だれ(中耳炎・外耳炎)を治す延命地蔵で、隣の家には忠犬小金丸の犬塚があるそうです。
なお、大師堂・大師像・札所番号札などは見当たりませんでした。ちなみに、このあたりの地名(小字)には犬塚があり、これは前記の小金丸の塚に由来すると思われます。昭和初期の資料では、32番札所は犬塚と記されています。
さて、地蔵前の道をそのまま進んで、突き当りを左折すると、つくばエクスプレスの線路があります。
流山市思井つくばEX
流山市思井つくばEX
それでは、思井大師堂に参ります。来た道を戻り、耳だれ地蔵前を通過して、次の三叉路は右折で来た道から離れ、最終的に中交差点から東に進む道に出て、
流山市の中交差点東の道に出る
流山市の中交差点東の道に出る
ここを右(東)に進むと、右側に思井大師堂が、あれ、無いぞ。

思井大師堂跡

江戸川八十八ヶ所61番のはず。

思井大師堂跡
思井大師堂跡
この写真の中央やや右、「行き止まり」看板の左にある別の看板の所に、大師堂があるはずで、訪問時点でのGoogle street viewにも大師堂が写っているのですが、現状、有りません。
旧道から思井大師堂跡
旧道から思井大師堂跡
思井大師堂跡の東側では、既に道路の付替えが行われて、新道は土を削って少し北側にズレており、旧道の南側では何かの発掘調査が行われており、近い将来、整備開発されるようです。
その旧道から、新道を挟んだ北側に墓地があります。
愛染堂墓地
愛染堂墓地
その墓地に隣接して、愛染堂があります。

次回は、中村(流山市中)の愛染堂(72番)

次回は、その中村(流山市中)の愛染堂(72番)に参ります。