(令和5年4月21日その3)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、宗甫の宗甫観音堂などの次は、別所の宝泉院(70番)、続けて、平岡の鳥見神社に参ります。
印西市別所の亀成川に架かる別所橋を、南から北に渡り、そのまま坂を上って、ほぼ坂上の三叉路、右に「天台宗金龍山寳泉院地藏寺」の案内看板があるところを、左に入ります。なお、直進すると、宝泉院地蔵堂(20番)に至りますし、この写真にも地蔵堂の屋根が写っています。
さて、左折するとすぐ本堂が見えます。
別所の宝泉院地蔵寺
天台宗、地蔵寺、印西市別所1005番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
印西大師70番。
舗装道からスロープを上って石柱門、門の先真っ直ぐに本堂、本堂の左前に木造地蔵菩薩立像の説明板、門の左側に古い庚申塔など、本堂の左に70番大師堂などがあります。
本堂
木造地蔵菩薩立像説明板
千葉県の指定文化財です。
www.pref.chiba.lg.jp
なお、この地蔵菩薩像は、印西市別所1012 にあるそうです。この住所は、地蔵堂の住所でしょう。
地蔵堂
印西大師20番。
地蔵堂については、先日の記事をご覧ください。
古い庚申塔
庚申塔正面の中央「奉造立庚申尊供養塔」、左右の上部「〓文四未天 十一月吉日」、下部の右「印西別所邑」とあるようです。(〓文4未年は、たぶん元文4年=1739年)
70番大師堂
70番大師堂のエリア
70番大師堂の2つ隣のお堂は、たぶん子安堂でしょう。70番大師堂と子安堂?の間のお堂は、触れません。そのお堂の右前に、こんな石塔があります。それでは、次の平岡の東大寺(22番&28番)に参ります。参道を戻って三叉路を左折(北行)します。地蔵堂と熊野神社の東側にある三叉路を右折、突き当たりの三叉路、ここは左折します。直ぐの千葉県道64号との十字路は直進、平岡地区に入ってからの三叉路、ここは印西斎場・印西霊園方向に左折です。そのまま道なりで、斎場・霊園を通過して行くと、左手に平岡の鳥見神社が現れますので、寄り道します。
平岡の鳥見神社
鳥見神社、印西市平岡1476番地。(千葉県の宗教法人名簿より)参道、鳥居の先に拝殿です。鳥居の左前に「鳥見神社の獅子舞」説明板があります。なお、大師堂はありません。
鳥見神社の獅子舞説明板
千葉県の無形民俗文化財です。
www.pref.chiba.lg.jp
あと、ここの鳥見神社の読みは「とみじんじゃ」だそうです。
鳥居・参道
古い石灯篭
参道の古い石灯篭、左右一対と思いきや、右の灯篭には「文化元甲子年三月日」、左は「嘉永六丑年九月吉日」とあります。(文化元年=1804年、嘉永6年=1853年)
拝殿
本殿
次回は、平岡の東大寺(22番&28番)
次回は、平岡の東大寺(22番&28番)に参ります。鳥居から道路に出て左(北)に進みます。