(市川市)旧中山町の地域探訪 若宮の奥之院&若宮の八幡神社

(令和7年2月20日その3)
(市川市)旧中山町の地域探訪、中山法華経寺墓地内の間部詮勝墓碑&若宮の第六天社などの次は、若宮の奥之院、続けて、若宮の八幡神社に参ります。
まずは、若宮(わかみや)地区の元になった若宮村についてです。若宮村は、法華経寺のある中山村の北東の台地、それに中山村の東の谷津からなる村です。村内の字名には、第六天社の周囲に(字)第六天前と(字)第六天後、奥之院の(字)経塚、八幡神社の(字)八幡、日英寺のある(字)仏屋敷、小栗原村子之神社の北側になる(字)子ノ神下など。隣接する村々は、南西の中山村の他に、北の北方村( 以上は現市川市 )、北東に少しだけ藤原新田、東に古作村、南に寺内村、谷津の部分では二子村と小栗原村( 以上は現船橋市 )でした。(Ref. 関東小字地図、及び、小字マップ)
第六天社の参道から道路に出まして、

若宮第六天社参道から道路へ
若宮第六天社参道から道路へ
そのまま直進後、突き当たり丁字路を左折(南行)します。幾つかの丁字路直進の後で迎える十字路、
若宮奥之院西の十字路北から
若宮奥之院西の十字路北から
奥之院への案内看板が出ています。十字路は直進、次の丁字路、
若宮奥之院南西角丁字路
若宮奥之院南西角丁字路
奥之院の境内南西端の入口がありますが、そこは閉じています。閉じた入口の左、郵便ポストの脇に石塔がありました。

北方の妙正寺への道標

若宮奥之院脇の北方妙正寺道標
若宮奥之院脇の北方妙正寺道標
この石塔、左を指す右手の下に「妙正寺へ十四丁」とあります。妙正寺は北方村にある日蓮宗のお寺です。
丁字路は左折で、ほどなく右手に奥之院の入口です。
若宮奥之院西側入口前
若宮奥之院西側入口前

若宮の奥之院

日蓮宗、奥之院、市川市若宮二丁目21番1号。(千葉県の宗教法人名簿より)

若宮奥之院
若宮奥之院
山号は正中山。法華経寺と同じなのは当然必然です。因に、両方の宗教法人の代表役員も同じ方です。むしろ、法華経寺と別の法人格であるのが不思議です。

説明板

入口の右に説明板です。

若宮奥之院西側入口前説明板
若宮奥之院西側入口前説明板
説明板のタイトルは「奥之院(若宮館跡)」、これに拠れば、鎌倉時代中期、下総国守護千葉頼胤( 千葉頼胤 - Wikipedia )に仕える富木常忍(ときじょうにん)( 富木常忍 - Wikipedia )は、八幡荘若宮の当地に館を構えていた。常忍は日蓮を保護して館内に法華堂を建てた。日蓮入滅後、常忍は出家して日常と号し、法華堂を法華寺に改称した。後、法華寺は中山の本妙寺と合体して法華経寺となり、日常を第1世とし、法華寺を奥之院と称した。
境内の中ほどにも説明板があります。
若宮奥之院境内中説明板
若宮奥之院境内中説明板
こちらは字などがかすれていますが、入口の説明板と同じ文面のようです。

境内

西側入口から入って少し進路を左(北)に曲がった先に本堂があります。

若宮奥之院境内
若宮奥之院境内

本堂

若宮奥之院本堂
若宮奥之院本堂

願満弁財天女尊

本堂の右に弁天像があります。

若宮奥之院願満弁財天女尊
若宮奥之院願満弁財天女尊
さて、本堂から南に進みますと、南への道路出口と、その右の境内通路(参道)とが並んでいます。
若宮奥之院南側入口と常修堂参道
若宮奥之院南側入口と常修堂参道
先に右の参道へ、その先にはお堂が見えてきます。
若宮奥之院常修堂右後方
若宮奥之院常修堂右後方

常修堂

若宮奥之院常修堂右前方
若宮奥之院常修堂右前方
若宮奥之院常修堂扁額
若宮奥之院常修堂扁額
扁額は「常修堂」。
それでは退出です。参道を戻って、南側出口から道路を南へ、
若宮奥之院常修堂東側の道路
若宮奥之院常修堂東側の道路
常修堂南東角の丁字路が連結してできた十字路、
若宮奥之院常修堂南東角十字路
若宮奥之院常修堂南東角十字路
左折します。この道の突き当たり丁字路の奥が若宮の八幡神社になります。
若宮八幡神社西側入口丁字路
若宮八幡神社西側入口丁字路

若宮の八幡神社

八幡神社、市川市若宮2丁目25番3号。(千葉県の宗教法人名簿より)

西側鳥居

丁字路に面して鳥居と参道があります。

若宮八幡神社西側鳥居
若宮八幡神社西側鳥居
若宮八幡神社西側鳥居神額
若宮八幡神社西側鳥居神額
神額は「八幡神社」。
この鳥居からは入らず、丁字路右折後、次の丁字路、
若宮八幡神社南西角丁字路
若宮八幡神社南西角丁字路
神社の境界に沿うように左折すると、左手に別の鳥居です。

南側鳥居

若宮八幡神社南側鳥居
若宮八幡神社南側鳥居
若宮八幡神社南側鳥居神額
若宮八幡神社南側鳥居神額
こちらの神額は「八幡宮」。

境内

南側鳥居からの参道は、西側鳥居からの参道とぶつかって、少しだけ右に折れて、それから拝殿です。

若宮八幡神社境内
若宮八幡神社境内

八幡神社奉納記念碑

参道合流後の左に記念碑です。

若宮八幡神社奉納記念碑
若宮八幡神社奉納記念碑
碑のタイトルは「八幡神社 奉納記念碑」、文面は、第六天社にあった奉納記念碑とほぼ同一、特に「第六天社所有の農地」という表現も同一なのです。ということは、農地解放以前の第六天社所有農地を、所有権移転後に売却して、その益で第六天社と八幡神社の両方を新築した訳です。

拝殿

若宮八幡神社拝殿
若宮八幡神社拝殿
若宮八幡神社拝殿神額
若宮八幡神社拝殿神額
拝殿の神額は「八幡神社」。

境内社

社殿の左に境内社です。

若宮八幡神社境内社
若宮八幡神社境内社
若宮八幡神社境内社説明板
若宮八幡神社境内社説明板
祠の右前の説明板に拠れば、日枝神社、天神社、天満宮を合祀とのこと。

本殿( 社殿 )

若宮八幡神社社殿右側
若宮八幡神社社殿右側
若宮八幡神社本殿右側
若宮八幡神社本殿右側

イチョウ

若宮八幡神社イチョウ
若宮八幡神社イチョウ
若宮八幡神社イチョウの気根
若宮八幡神社イチョウの気根
なお、参拝後に判ったのですが、八幡神社の東側には、初代中山競馬場(1919年-1927年)の南西側コーナー( 右回りと仮定すれば第2コーナー )が隣接していました。たぶん痕跡はない筈です。
それでは退出です。西側の鳥居から、
若宮八幡神社境内から西側参道鳥居
若宮八幡神社境内から西側参道鳥居
そのまま道理に出て西へ進み、丁字路が連結してできた十字路、
若宮奥之院常修堂南東角十字路東から
若宮奥之院常修堂南東角十字路東から
左折します。

次回は、若宮と中山の法華経寺東側の諸寺

次回は、若宮と中山の両地区、法華経寺の東側を巡ります。