(令和6年9月9日その1)
佐倉組十善護国講(内郷組)の札所捜索を兼ねた、佐倉市の旧内郷村地域探訪、本日は、下根町(しもねまち)地区から始め、岩名地区の内郷小学校・岩名運動公園、飯田地区を経由して、大佐倉(おおざくら)地区を廻ります。
本日の出発点は、下根の山王神社前です。写真の右に山王神社、左手元から中央右奥へ坂を上るのが千葉県道65号佐倉印西線です。
この県道上り坂、今は途中で右にふくれますが、昔の古道は左に曲がっていたのです。その痕跡を求めて、坂の途中の左丁字路、左に入ってみましたが、すぐに行き止まりでした。なお、後で今昔マップで確認すると、県道ここより坂下の直線部にて、古道は(現県道から)反れていたようです。でも、今の県道にそんな痕跡あったかな。
県道に戻って今度は坂上からアプローチ、坂上のX字路にて、右に折れたら萩山新田への直線路ですが、その直線路を反対側に伸ばした方向に、佐倉城下への古道が通っていました。そちらに(、県道坂下から来ての左切り返し方向に、)入ってみます。
下根町(と岩名)
入った先は、下根町です。実は、上の写真ですと、右半分は岩名地区に属しているようです。
下根町は、江戸時代の末期に、江戸から引き揚げた佐倉藩士の一部を住まわせるために、下根村( 現佐倉市下根 )の一部を割いたものです。
しかし、今の下根町には、神社仏閣は勿論、特筆すべきものはなさそうでした。
下根・下根町はここまでとして、次へ移動します。県道に戻って右(南東)へ。下り坂の途中、佐倉自動車学校前を過ぎて次の左丁字路、左折、しばらく進んで、左に内郷小学校です。
内郷小学校
所在地、佐倉市岩名870番地。(佐倉市Web Siteより)そのまま進んでの突き当たり丁字路、左折すると、内郷小学校の正門です。内郷小学校の通学区域は、旧内郷村の大半( 除く山崎の一部、飯田の一部、大佐倉 )と海隣寺町20番地となっています。たぶん距離と、京成本線踏切回避の観点で決めているのでしょう。
正門を通過すると、前方に陸上競技場のスタンドが現れます。岩名運動公園です。
岩名運動公園
陸上競技場にぶつかって左へ回ります。この日は、トラックの張替中でした。
そのまま道路を進むと、左に野球場、そして野球場への進入路です。 「野球利用者以外」入れないようなので通過しました。 道なりで緩い坂を下ると、谷津田に出ます。 この谷津田は、右が岩名、左が飯野高座木、遠方が飯田になります。で、すぐに岩名運動公園バス停でした。 ここから飯田地区側に移り、谷津田の東縁を南に行って、戻って北に進みました。 その先、台地の北西角の交差点、 その中に一本木が残されています。交差点は左向こう側へ、台地の裾の道を東へ進みますと、左の印旛沼干拓地内にコンクリートの塔が二つあります。 そちらへ。