(令和5年5月2日その6)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、笠神の鳥見愛宕両社&笠神の向公会堂の大師堂&笠神集会所の大師堂の次は、笠神の別の大師堂2ヶ所に参った後、笠神の蘇羽鷹神社に寄り道します。
笠神集会所の前の道を左(北)に進み、直ぐの十字路、ここを直進しました、が、間違いだったので、次の次の三叉路を、右折します。突き当たり三叉路で、左に見える杜へ進みます。
笠神のとある神社
千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。
社名は不明です。Google Mapには笠神社とあります。道路に直交した参道真っ直ぐに鳥居、その先真っ直ぐに社殿、社殿の左に大師堂があります。特徴としては、境内の右境界と左境界に百庚申があります。
社殿
大師堂
百庚申
それでは、次に参ります。鳥居から道路に出て左に進み、突き当たりの三叉路、これを左折、次の三叉路、ここを左に出たら直ぐ左に、古い消防団倉庫、大師堂、墓地があります。
笠神のとある所
もう固有名詞が判らない。
古い消防団倉庫
現役の倉庫ではないような。いちおう「第五分団器」は読めて、その上に「本埜村消」とあるような気がします。
大師堂
笠神には大師堂が多いのですが、印西大師の明治初期の史料でも、ちそうとう(地蔵堂)、かいざう寺(海蔵寺)、71番つちどう(辻堂)、82番はらのとう(原ノ堂)、みみとう(美々堂)、44番なんやういん(南陽院)、ふなとつゝみ(船戸堤)と列挙されています。そのうち辻堂(71番)と南陽院(44番)は現在も番付札所として現存しますが、それ以外の掛所についてはどうなったか不明です。
それでは、次に参ります。道路に出て左(東)に、直ぐの三叉路も直進すると、左手に鳥居が見えます。
笠神の蘇羽鷹神社
千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。
鳥居
神額には「蘇羽鷹神社」(正確には、蘇の字の魚と禾が逆位置)とあります。これ、(2022年から2023年5月現在までの)Google Mapですと近くの民家にマークされていて、どうやったら参拝できるのか判らなかった神社です。行ってみます。参道を進むと、階段に出ます。
参道階段
階段は右に旋回しています。階段上のスペースには、まず鳥居があって、その先に灯籠、石碑、そして旧社殿跡に小さな祠があり、そのスペースの端(境界線)には百庚申があります。
境内
百庚申
社殿跡と祠
石碑
これに拠れば、舟戸の鎮守の蘇羽鷹神社は、昭和27年(1952年)11月4日社殿焼失。後、本社である香取神宮より御霊代を奉載、当地に鎮座とのことです。とすれば、御祭神は香取神宮と同じ、経津主大神になります。
なお、神社は平野の小山の上にありますが、木々が生い茂っており、眺望はあまりないです。
次回は、笠神の南陽院(44番)
次回は、笠神の南陽院(44番)に参ります。参道を戻り、鳥居から道路に出て左に進みます。