印西大師・印西地区の大師堂巡拝 小林の光明寺(81番)、序に小林の八坂神社

(令和5年4月21日その7)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、巴塚&南光防帰国稲荷神社に寄り道の次は、小林の光明寺(81番)に参り、その後に小林の八坂神社に寄り道します。
南光防帰国稲荷神社の前の道を北に進むと、光明寺の墓地に至ります。

小林の光明寺

天台宗、光明寺、印西市小林1841番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
印西大師81番。
南光防帰国稲荷神社の掲示物に拠れば、創建は天正元年(1573年)、山号は稲荷山、院号は普賢院。
この進路ですと、墓地の南から入るわけですが、まず石仏群があり、その先左に大師堂、右方向に墓地を抜けると自動車も出入りできる参道、そこから左に本堂、そして石柱門、自動車参道の右に金刀比羅社や石塔群があります。

石仏群

小林光明寺石仏群その1
小林光明寺石仏群その1
この写真中央の剥落のない方は「奉待十九夜構中」、「天明二寅十月十九日」、その左「奉待十〓夜講中」、「享和元酉十一月吉日」、その左「子安観世音」、「文化四卯年十一月吉」とあります。(天明2年=1782年、享和元年=1801年、文化4年=1807年)
小林光明寺石仏群その2
小林光明寺石仏群その2
この写真の石仏たち、意外と文字が読めない。一番左の石仏は「奉開眼供養廿日夜廿三夜廿六夜念佛」、「時延宝二年甲〓八月日」、その右「下総国印旛郡小林村 奉開眼十九夜念佛」、「月十九日」、その右「開眼十九夜念佛」、「時寛文十天十一月十九日」かなあ。(延宝2年=1674年、寛文10年=1670年)
小林光明寺石仏群その3
小林光明寺石仏群その3
この写真一番右の石仏は「下総國印西小林村」、「念佛供養」、「奉開眼十九」、「寛文九天己酉」、「十九日」とあります。
この石仏群の向こうに大師堂があります。
小林光明寺石仏群から大師堂
小林光明寺石仏群から大師堂

81番大師堂

81番大師堂
81番大師堂
印西大師81番番号札
印西大師81番番号札

墓地側の石柱門

小林光明寺墓地側石柱門
小林光明寺墓地側石柱門

本堂

小林光明寺本堂
小林光明寺本堂

参道側石柱門

小林光明寺参道側石柱門
小林光明寺参道側石柱門

金刀比羅社

小林光明寺金刀比羅社
小林光明寺金刀比羅社
小林光明寺金刀比羅社社額
小林光明寺金刀比羅社社額
中央の社額は「金刀比羅大神」、左右の社額は「金毘羅」「大權現」です。

金刀比羅社側石塔群

金刀比羅社側石塔群
金刀比羅社側石塔群
それでは、次の、滝の滝水寺(61番)に参りしょう。光明寺から道を返して、馬場の堂(37番)や巴塚から南にのびる道まで戻ります。戻って左折すると、その次の三叉路の真ん中に、八坂神社があります。
小林八坂神社前
小林八坂神社前

小林の八坂神社

千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。

小林八坂神社
小林八坂神社
この少し先に、八坂神社の倉庫と印西市消防団第2分団第6部の倉庫があります。
小林八坂神社倉庫等
小林八坂神社倉庫等
そのまま道を進んで、突き当たりの三叉路(変則十字路)、
小林八坂神社南の三叉路
小林八坂神社南の三叉路
ここは右折して、道なりに坂を下ります。印西市立小林中学校を左手に道がカーブした後の交差点、
印西市立小林中学校西の交差点
印西市立小林中学校西の交差点
これを右折し、坂を上がって、小林大門下地区の住宅地を抜けたところの三叉路、
印西市物木・滝の三叉路
印西市物木・滝の三叉路
この三叉路の左向こう側、新道に潰された旧道に移ります。(この三叉路の向こうにある三叉路を左折する意味です。) しばらく道なりに進むと、左手に白山神社、滝水寺薬師堂、道の先に滝水寺本堂が現れます。
滝の滝水寺薬師堂裏
滝の滝水寺薬師堂裏
そのまま進んで、滝水寺薬師堂境内の南側に回って、振り返ります。
滝の滝水寺薬師堂前
滝の滝水寺薬師堂前

次回は、滝の竜水寺(61番)

次回は、滝の竜水寺(61番)に参ります。