印西大師・印西地区の大師堂巡拝 寄り道 和泉の鳥見神社

(令和5年4月13日その5)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、和泉の円光院(15番)&中台堂(3番)の次は、大師堂は有りませんが、和泉の鳥見神社に参ります。
和泉の集落の東、角に鳥見神社のある三叉路に来ています。

和泉鳥見神社三叉路(再掲)
和泉鳥見神社三叉路(再掲)

和泉の鳥見神社

鳥見神社、印西市和泉622番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
こちら(神社の西側)からですと、庚申塔群、金刀比羅神社、出羽三山供養塔群、他の摂末社、鳥見神社という順番になります。

和泉鳥見神社前
和泉鳥見神社前

庚申塔群

道路沿いの新しい 庚申塔の他にも、境内の杜の中にも古めの庚申塔があります。

和泉鳥見神社庚申塔群
和泉鳥見神社庚申塔群

金刀比羅神社

和泉金刀比羅神社鳥居
和泉金刀比羅神社鳥居
鳥居の神額は「金刀比羅神社」。
和泉金刀比羅神社正面左面和泉金刀比羅神社右面
和泉金刀比羅神社
社殿は無く、石塔が建っているだけです。その正面「金毘羅大権現」、右面「嘉永三戌年三月建之」とあります。(嘉永3年=1850年) 左面の篆書は右の「天下泰平」のみ読めました。

出羽三山供養塔群

和泉鳥見神社出羽三山供養塔群
和泉鳥見神社出羽三山供養塔群
新しいものが多いのですが、ひとつだけ古いものがありました。
和泉鳥見神社文政期出羽三山供養塔
和泉鳥見神社文政期出羽三山供養塔
正面「月山 湯殿山 羽黒山 大權現」で湯殿山を中央一段高く表記し、右面「文政六未歳」とあります。(文政6年=1823年)

鳥見神社鳥居

和泉鳥見神社鳥居
和泉鳥見神社鳥居
鳥居を潜って左に「いなざきの獅子舞」の説明板、参道の先に拝殿、その先に本殿がありました。

いなざきの獅子舞説明板

いなざきの獅子舞説明板
いなざきの獅子舞説明板
印西市指定の無形民俗文化財です。
www.city.inzai.lg.jp

拝殿

和泉鳥見神社拝殿
和泉鳥見神社拝殿
和泉鳥見神社拝殿の説明書き
和泉鳥見神社拝殿の説明書き
説明書きは、その場では情報量に負けたのですが、今読み返しますと、先ず、鳥見神社のご祭神は饒速日命、本殿は、慶安3年(1650年)再興、文化13年(1816年)建替え。摂末社は、本殿の右に足尾神社、拝殿の左は順に三嶋神社、三峰神社、天満神社、(出羽三山塔を挟んで)琴平神社、(庚申塔の奥に)浅間神社。ああ、浅間神社は写真に撮っておけば良かったかな。

本殿

和泉鳥見神社本殿
和泉鳥見神社本殿
さて、円光院(15番)と同所にあった中台堂(3番)ですが、明治初期には円光院から2丁26間(約265m)の所にあったそうで、もしかすると、鳥見神社の辺りか、あるいは少し西(円光院)寄りにあったかもしれません。
それでは、次へ移動します。鳥見神社から道路に出て左(東)に進みます。すぐの三叉路、
印西市和泉の東の三叉路
印西市和泉の東の三叉路
ここを左折すれば鹿黒の西光寺(4番)ですが、坂を下りて上る事になるので、先に泉新田(泉)の大師堂に参ることにします。この三叉路は、道なり右(南)に進みます。そのまま道なりで昔からの道を行きますが、千葉ニュータウンの大塚地区に入って古道は失われます。大塚の住宅地の東端を南に進んで、
印西市大塚3丁目から千葉県道61・189号交差点へ
印西市大塚3丁目から千葉県道61・189号交差点へ
写真左の歩行者専用道路から千葉県道189号に出て左(東)へ、直ぐの千葉県道61号との交差点の信号が青なので(撮影無しで)急いで渡りました。

次回は、泉新田(泉)の泉新田大師堂など

次回は、泉新田(泉)の泉新田大師堂などに参ります。