(令和5年4月13日その1)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、本日は、小倉・和泉の泉倉寺(1番&5番)から始めるつもりです。
ですが先ずは、船橋からの移動経路途中にあり、且つ、先日最後に参った清戸の薬王寺(23番)の近くにある、谷田の西福寺(26番)に参ります。
船橋から移動して、国道464号で白井市清戸地区の端に入ります。そこから国道を東に、白井市谷田地区に入って、上り坂の直前の信号交差点、ここを左の細い道に入って急坂を上ります。
その後緩い坂を下って、神々廻・船尾街道に出る少し手前で、右手に西福寺です。
谷田の西福寺
天台宗、西福寺、白井市谷田875番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
印西大師26番。
白井大師26番。
境内の南西側から入った場合、道路側に古いお堂があり、その先、境内中央に白井市指定文化財のイチョウの木、イチョウの東に本堂、イチョウの南に大師堂など諸堂が並びます。石柱門は境内北側にあります。
本堂
南側諸堂
この中の右(西)端のお堂が印西大師26番大師堂、その東隣はおそらく伝教大師(最澄)のお堂、さらに隣に別の弘法大師のお堂です。一番左は不動堂でしょう。
26番大師堂
なお、本家四国八十八ヶ所26番の金剛頂寺は、西寺とも呼ばれています。その西つながりで、ここ西福寺が26番に選ばれたのかもしれません。
(おそらく)伝教大師堂
天台宗のお寺で、像の着衣などからして、伝教大師像だと思うのですが。
もう一つの弘法大師堂
こちらは、捻った右手に五鈷杵を持っている僧形から、弘法大師像とわかります。
西側の古いお堂
古い石仏
その古いお堂の右(北)側にある古い石仏です。一番左「宝暦丙」「八月十九日」「奉納十九夜念佛諸願〓〓成就」(ちょっと自信ない)、その隣「奉納十九夜念佛成就二世安楽之〓」「元禄二年己巳十月吉日」、その隣「奉納十九夜 念佛諸願成就」「元文二歳巳閏霜月十九日」、一番右「奉待十九夜」「安永二癸巳十一月吉日」とあるようです。(宝暦の丙年=宝暦6年=1756年、元禄2年=1689年、元文2年=1737年、安永2年=1773年)
谷田西福寺のイチョウ
根元の石塔には「乳房公孫樹」とあります。白井市指定文化財です。
www.city.shiroi.chiba.jp
北側石柱門からの境内
さて、西福寺の本堂裏手(東側)から北側へとカーブして、神々廻・船尾街道が走っています。この道を西に進むと、次の坂の途中右手に、清戸の薬王寺があります。
次回は、小倉・和泉の泉倉寺(1番&5番)を予定
次回は、泉倉寺(1番&5番)に参る予定ですが、到達できるでしょうか。先ずは、薬王寺前を通過して、その先坂上で右折して、千葉県道189号を北東に進みます。
更新履歴
2023年04月30日18時30分、初版公開
2023年07月21日16時30分頃、「白井大師26番。」追記