平塚村大師その捌、東葛印旛大師巡拝 平塚の向台薬師堂(25番)

(令和5年4月10日その4)
東葛印旛大師巡拝、平塚村大師その漆の続きです。
平塚の八幡神社への参拝を終えて参道を戻り、舗装道路に出ます。

白井市平塚東区消防センター前(再掲)
白井市平塚東区消防センター前(再掲)
この写真左の参道から、中央の舗装道に左に切り返して坂を下ります。下ったところで、
白井市平塚東区消防センター坂下
白井市平塚東区消防センター坂下
右折して谷津を突っ切り、そのまま林の中に入って坂を上ります。小字は向台(だと思う)の坂上、丁字路に突き当たるところ、
平塚向台、本郷からの丁字路
平塚向台、本郷からの丁字路
右側に道祖神石祠と平塚村大師81番です。

道祖神石祠と平塚村大師81番

道祖神石祠と平塚村大師81番
道祖神石祠と平塚村大師81番
写真の右(本郷寄り)に道祖神の石祠、左(丁字路側)に平塚村大師81番です。
平塚村大師81番近くの道祖神石祠
平塚村大師81番近くの道祖神石祠
「道祖神 明和八〓卯十一月吉日」(明和8年=1771年)
平塚村大師81番
平塚村大師81番
「讃州白降寺冩 新四國八十一番 明治三十五年三月吉日」
ここの丁字路ですが、平塚村大師81番の上の方に、庚申塔が建っていました。
平塚村大師81番近くの庚申塔
平塚村大師81番近くの庚申塔
さて、丁字路は左折(北行、庚申塔とは逆方向)して、しばらく進み、家並みが途切れた後、道の左手に石仏と建物が見えます。向台薬師堂です。
平塚向台薬師堂前
平塚向台薬師堂前
その少し手前、写真左端に71番です。

平塚村大師71番

平塚村大師71番
平塚村大師71番
平塚村大師71番石碑上部
平塚村大師71番石碑上部
「新四国七拾一番」
さて、向台薬師堂全体を道路正面から撮影しようとして、ちょうど道路の向いに、平塚村大師70番を発見しました。

平塚村大師70番

平塚村大師70番
平塚村大師70番
「新四國七十番 四国讃岐国 本山寺写 明治三十四年三月廿一日」
平塚村大師70番周辺
平塚村大師70番周辺

向台薬師堂

東葛印旛大師25番。
平塚村大師19番を確認。
印西大師(明治時代の)掛所迎台だろうか?

平塚向台薬師堂
平塚向台薬師堂
この写真の左下隅に平塚村大師70番です。その向こう、道路から階段入口があって、その奥に25番大師堂、右に薬師堂、左に女人講の新しい石仏、大師堂の左奥に平塚村大師19番の石塔、入口左に25番標識塔、その左道路際に古い石仏が並びます。

25番大師堂

25番大師堂
25番大師堂
25番御詠歌額
25番御詠歌額
文字はかすれていますが、25番の御詠歌でしょう。

平塚村大師19番

平塚村大師19番
平塚村大師19番
「大正六年十二月建之 阿州立江寺写 第十九番」

平塚向台薬師堂女人講石仏

平塚向台薬師堂女人講石仏
平塚向台薬師堂女人講石仏
平塚向台薬師堂女人講石仏後ろ側
平塚向台薬師堂女人講石仏後ろ側
「女人講中」「昭和63年10月吉日建之」、今までの女人講の石仏は、平塚本郷のものを除けば、如何にも古そうなものばかりでしたが、これは新しいです。
平塚向台薬師堂女人講石仏後ろの筍
平塚向台薬師堂女人講石仏後ろの筍

25番標識塔

25番標識塔
25番標識塔
「明治八〓〓〓月吉日」(〓月は三月か五月)、「新四國八十八ヶ所」、「寺冩第廿五番」でしょうか、ちょっと自信ないです。

古い石仏

平塚向台薬師堂の古い石仏
平塚向台薬師堂の古い石仏
これで、本ブログの記事にて全ての東葛印旛大師の札所と掛所を参ったことになりました。
この先、薬師堂を出て左(北)は坂を下ることになるので、道を返しまして、先ほどの丁字路を直進します。すぐに舗装道は左に曲がり、次の丁字路となります。
平塚向台から平塚真木ノ内への丁字路
平塚向台から平塚真木ノ内への丁字路

次回は、平塚村大師その玖になります