自転車坂東三十三観音巡拝 大六天の森

(令和4年9月16日その5)
自転車で坂東三十三観音巡拝、西明寺(20番)の続きです。
楽法寺(24番)に続いて西明寺への参拝も終えましたので、本日の目標は全うしました。真直ぐ帰るにはまだ早いので、この近辺で、坂東三十三観音草創期である鎌倉時代初期に関係する所を廻ってみます。最初は、大六天の森です。
全体のルートは、大体のところは事前に調べてありますが、STRAVAで細かく指定はしていないので、要所要所でスマホで確認する事になるでしょう。

西明寺から大六天の森へ

当座のルートですが、西明寺背後の高館山を越えるか、益子の陶器街まで遠回りするかの2択で、山越えを選択します。
西明寺の駐車場から下って、茨城県道262号が切返している三叉路に勢いをつけて突入し、右側に進んで坂を上ります。勢いが無くなると、後はちんたら登るしかない。きつい坂ですが、車も人もいない道を蛇行しつつ、進みます。
いつの間にか勾配も無くなって、更に進むと、はっきり下り坂になりました。下山した先で茨城県道297号に突き当りますので、

茨城県道262・297号高館山の交差点
茨城県道262・297号高館山の交差点
ここを左折(北行)します。約0.3km先で右折(東行)するのですが、
茨城県道297号から大六天の森を望む
茨城県道297号から大六天の森を望む
この写真ほぼ中央わずかに左が大六天の森になるはずです。右折して約0.23kmの十字路、
大六天の森への道その1
大六天の森への道その1
ここを左折(北行)して、また約0.25km先の三叉路、
大六天の森への道その2
大六天の森への道その2
ここを左側の細道に進みます。その先で道が左に曲がった直後、
大六天の森への道その3
大六天の森への道その3
左側の案内標識に従って、右の未舗装部に進みます。すると、
大六天の森への道その4
大六天の森への道その4
大六天の森の前となります。

大六天の森

ましこ世間遺産No.4。
www.town.mashiko.lg.jp

説明板

大六天の森説明板
大六天の森説明板

阿野全成の墓と大六天の森説明板
阿野全成の墓と大六天の森説明板
ここにある墓は、主たる説としては、源頼朝の弟である阿野全成と、その従者の墓とされます。異説では、源義仲の子である清水義高と、その従者の墓となります。 全成は、常陸に流されて八田知家の監視下に置かれた後、下野にて処断されました。 知家は、常陸守護ですが、所領は常陸だけではなく、ここの近隣の茂木にもありました。 もっとも、ここ大六天の森のある益子町上大羽地区は、知家の兄弟である宇都宮朝綱の勢力圏内になります。

森の中

大六天の森の中
大六天の森の中
大六天の森の祠と墓二つ
大六天の森の祠と墓二つ

伝阿野全成主従墓

伝阿野全成主従墓
伝阿野全成主従墓
それでは、次の目的地、宇都宮朝綱ゆかりの地蔵院・綱神社・宇都宮家墓所に参ります。

大六天の森から地蔵院へ

来た道を戻り、この記事の3枚目の写真の十字路を左折(東行)します。その先、十字路を直進してから右(南)に曲がりますが、ちょっと失敗ですね。ここは高台になっていて、左手(東方)は川のある低地、地蔵院は川の向こう側なので、大六天の森から最初の三叉路を左折して、川沿いの道から行けば良かったです。 さて、キャベツ?畑から十字路に出て、
茨城県道262号上大羽高台の十字路
茨城県道262号上大羽高台の十字路
ここを左折して坂を下ります。坂下の突き当り三叉路、
茨城県道262号上大羽高台下の三叉路
茨城県道262号上大羽高台下の三叉路
ここを、案内標識の通りに右折します。その先すぐに、地蔵院などが左手に現れます。
地蔵院・綱神社・宇都宮家墓所入口
地蔵院・綱神社・宇都宮家墓所入口

次回は、地蔵院&綱神社

次回は、地蔵院と綱神社に参ります。

更新履歴

2022年10月04日18時30分、初版公開 2022年10月04日19時15分頃、「楽法寺(24番)」にリンクを追加