自転車坂東三十三観音巡拝 筑波山から清滝寺(26番)

(令和4年8月19日その5)
自転車で坂東三十三観音巡拝、筑波山神社(25番関連)の続きです。
筑波山の大御堂(25番)駐車場から、少し東に坂を下り、すぐに右ターンしてまた少し進み、大鳥居のある茨城県道42号神社入口交差点を左ターンし、そこから約0.35kmの歩道橋の所を右折します。すぐに、つくば道の標柱が出現します。

つくば道

つくば道筑波山郵便局東
つくば道筑波山郵便局東
つくば道は、筑波山神社の参道を終点とする参詣の道です。この地点から階段となっており、また、上の方にも階段があるのです。自転車は写真右の迂回路を通り、筑波山郵便局の前を通過して、次に左折可能な所で左折し、急坂を下ります。(西山通り) 右から来た茨城県道139号と合流、続いて、左からのつくば道と再合流します。その先の地点、
茨城県道139号つくば道
茨城県道139号つくば道
茨城県道139号つくば道の斜度
茨城県道139号つくば道の斜度
斜度はこんな感じです。絶対に登らないぞ。
もう少し下ると、鳥居があります。
つくば道の鳥居
つくば道の鳥居
撮影時刻は10時53分。ここから先は、迷ったら南を選択します。さらに下って、ようやく平坦になり、神郡に入って雰囲気のある古い街なみを走り、コカ・コーラを補給して、その先も南に進みますが、少し上った後は、直進して、県道139号つくば道から離脱します。

つくば道離脱後、清滝寺まで

しかし、次の三叉路を右折後、すぐの三叉路を左折して、新道に出ます。十字路を直進後、次の十字路を左折すると、小規模ながらもヨーロッパ風のブドウ畑のある、つくばワイナリーの前を通ります。
そのまま道なりで、県道139号に突き当って左折、県道が右カーブした後、左カーブする所の角を直進して、県道から再度離脱し、そのまま道なりで、国道125号も横断し、その先、つくばりんりんロードと斜め交差する交差点で左折します。
つくばりんりんロードを走って、小田休憩所、旧筑波線小田駅跡に到着。

小田休憩所
小田休憩所
休憩所から真東に分岐して、旧小田小学校の南側から、茨城県道53号の旧道に移り、国道125号小田交差点を横断し、そのまま道なりで、県道53号に合流します。小田交差点から約3.3kmの十字路を左折、この道はふるさと農道というらしいですが、
土浦市新治地区ふるさと農道
土浦市新治地区ふるさと農道
この農道の前方右の山の麓に清滝寺があるのですが、さて、何処らへんでしょうか。
農道を道なりで北上し、集落に突き当ったら右折の予定ですが、ルートを外れて左折し、小町の館なる所で麦茶を補給、本来のルートに戻り、道なりで東に向きを変え、朝日トンネルからの道の下を潜り、突き当りの茨城県道199号、
茨城県道199号清滝寺南
茨城県道199号清滝寺南
この写真の左から来て、奥へ左折、次の三叉路は左で、清滝寺前となります。

清滝寺

坂東三十三観音26番。
ja.m.wikipedia.org

清滝寺入口
清滝寺入口
入口から階段参道を上ると山門、さらに階段を上ると平坦なスペースがあって、そこに本堂、本堂の左前に納経所、スペースの右に本堂再建記念の碑があります。自転車は階段参道ではなく、その左から駐車場に進み、そこからは徒歩となりますが、駐車場から上にも舗装された坂道が続いています。

山門

清滝寺山門を駐車場参道から
清滝寺山門を駐車場参道から
清滝寺山門
清滝寺山門
山号は南明山。
清滝寺山門から本堂への参道
清滝寺山門から本堂への参道
ここからも、脚を労るため、階段ではなく、右の坂道を歩きますと、本堂の右横に出ました。

本堂

清滝寺本堂横
清滝寺本堂横
清滝観音説明板
清滝観音説明板
これに拠れば、筑波山中禅寺(元25番)を開いた徳一(とくいつ)上人ゆかりの古刹で、天正年間(1573年-1592年)小田・佐竹間の戦乱により焼失、本堂は昭和44年(1969年)焼失(のち再建)、山門は江戸時代のものだそうです。

本堂再建記念の碑

清滝寺の本堂再建記念の碑
清滝寺の本堂再建記念の碑
これに拠れば、推古天皇15年に竜ヶ峯にて創建、平城天皇大同年間に徳一和尚が古観音に移し、元禄時代に現在地にて再建、昭和44年12月本堂焼失、昭和48年仮堂焼失、昭和52年8月本堂再建、本尊も焼失のため、新本尊を昭和54年6月3日開眼供養とのことです。(推古15年=607年、大同=806年から810年、平城天皇は809年譲位、元禄=1688年から1704年)

納経印

清滝寺納経印
清滝寺納経印

境内

清滝寺境内
清滝寺境内

次回は、帰路

次回は、帰路になります。