(令和4年7月18日その6)
東葛印旛大師巡拝、金ヶ作佐野の八坂神社(22番)の次は、東葛印旛大師はお休みして、中新宿の行念寺(下総四郡大師58番)、続けて、向小金の香取神社に参ります。
千葉県道261号線(旧水戸街道)で、松戸市根木内から柏市中新宿に移る坂を上り、道が北東方向に曲がった後の直線部、その左側に行念寺があります。
行念寺
浄土宗、行念寺、柏市中新宿1丁目6番3号。(千葉県の宗教法人名簿より)
下総四郡大師58番。山号は金竜山。この入口の右に下総四郡大師の道標、入ってすぐ左に石碑、右に古い六地蔵、参道途中左に大師堂、参道真直ぐに本堂があります。
道標
道標の正面中央「八十八ヶ所大師道」、正面の右「北名土ヶ谷法林寺三十丁十五」、正面の左「南小金東漸寺ヘ九丁十五間」、左面「第五十八番中新宿行念」とあります。距離表示が短いようですね。
石碑
これに拠れば、院号は不退院、本尊は阿弥陀如来、創建は明応2年(1493年)。
六地蔵
大師堂
御詠歌額の右側、「第五拾八番豫州佐礼山冩」とあるような気がします。
本堂
それでは、向小金の香取神社に参ります。旧水戸街道に戻って左(北)に進み、柏市中新宿から流山市向小金に移り、その先、向小金福祉会館入口交差点の左前(南西)角が香取神社になります。
向小金の香取神社
香取神社、流山市向小金2丁目199番地1。(千葉県の宗教法人名簿より)鳥居の左に一里塚の碑、右に説明板と石仏、参道途中の右に記念碑、参道の先に拝殿があります。
一里塚の碑
説明板
これに拠れば、江戸時代初期の創建で、向小金新田の産土神だそうです。
石仏
この写真の中では、奥の左側の庚申塔の「元禄十二」が最古でしょうか。(元禄12年=1699年)
記念碑
拝殿前の鳥居
次回は、豊四季(豊町)の正満寺中原分院(63番)
次回は、東葛印旛大師の巡拝に戻り、豊四季(豊町)の正満寺中原分院(63番)に参ります。香取神社前の旧水戸街道を左(北)に進み、坂を下ります。