(令和4年7月7日その5)
江戸川八十八ヶ所巡拝、古間木の63番大師堂の次は、野々下の春山寺(42番&48番)、続けて、槙大師(50番)に参ります。
既に春山寺の駐車場に来ています。
春山寺
曹洞宗、春山寺、流山市野々下1丁目398番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
江戸川八十八ヶ所42番&48番。
下総三十三観音3番。
山号は大悲山。駐車場から階段を上り、境内を北に歩くと、左手に本堂があります。
本堂
更に北に歩くと、本来の出入口があります。
入口
入口の左に説明板、更に左に48番大師堂、入口を入って左側の庭の奥に42番大師堂、右側には本堂があります。
説明板
これに拠れば、本尊は十一面観世音菩薩だそうです。先程の本堂が、下総三十三観音の対象という事になります。
48番大師堂
弘法大師千百年記念碑
48番大師堂の左前に、弘法大師千百年記念碑があります。
42番大師堂
こちらの御詠歌額、本尊は十一面観世音菩薩とあります。本家四国八十八ヶ所42番の仏木寺の本尊は大日如来ですから、御詠歌額には春山寺の本尊を記している訳です。
それでは、槙大師に参ります。春山寺の北の出入口を右(東)に進み、約0.1kmの左側になります。
槙大師
江戸川八十八ヶ所50番。道路際に石塔があり、その先の大木の根本に大師堂があります。
50番大師堂
大師堂の左側に、祝千歳槙之齢の碑があります。
祝千歳槙之齢の碑
学術的な事は置いておいて、この槙の木は、樹齢1000年を超えているようです。
蓊鬱老槇生緑苔
到春新葉尚頻催
傳言此樹経千歳
遠間民家人自來
七言絶句ですね。
次回は、長崎の金乗院(49番)
次回は、長崎の金乗院(49番)に参ります。槙大師前の道を、左(東)に進みます。