(令和4年6月19日その3)
自転車で坂東三十三観音巡拝、息障院・伝源範頼館跡の続きです。
息障院から埼玉県道271号線を西に進み、坂を上ると、
県道271号線から安楽寺への分岐県道が左に緩くカーブするところ、右手に坂東十一番吉見観音(安楽寺)の案内があり、ここを右に入ります。駐車場が右手にあり、そこから先は結局歩きです。
安楽寺参道この、一般道のような参道、露天の仁王像があったり、主に右手に石仏石塔があったりします。
安楽寺
真言宗智山派、安楽寺、吉見町御所374。(埼玉県の宗教法人名簿より)
坂東三十三観音11番。
yoshimikannon.jp
ja.m.wikipedia.org
参道の先は階段、その先に仁王門、階段の左には説明板があります。
説明板
安楽寺説明板これに拠れば、山号は岩殿山、行基が観音像を祀った事にはじまり、源範頼が本堂と三重塔を建立したが、天文年間(1532年-1555年)の松山城合戦で全山焼失、本堂は寛文年間(1661年-1673年)、三重塔は寛永年間(1624年-1644年)、仁王門は元禄15年(1702年)の再建で、それらは埼玉県指定文化財、仁王像は吉見町指定文化財、との事です。
www.town.yoshimi.saitama.jp
修行大師像
安楽寺修行大師像
山王社
安楽寺山王社観音堂下の露天の仏像の間にあるお堂です。その右に、三重塔に上がる階段があり、そこから上ります。
三重塔
安楽寺三重塔
六十六部供養塔
三重塔のさらに右奥で発見。
安楽寺六十六部供養塔正面に「六十六部供養塔」、右面の上「天下和順日月清明」、右面の下「安永二癸巳〓八月吉日建之」とあります。(安永2年=1773年)
本堂
安楽寺本堂この写真は三重塔前からの撮影です。この後、本堂正面にて納経、その後、納経所にて印を頂きます。
納経印
安楽寺納経印納経所にて、ご住職との会話から、次の慈光寺(9番)の納経所は12時から昼休みとの情報を頂きました。距離的には充分間に合うのですが、慈光寺直前の坂(だいたい2km、10%と記憶)が心配です。
次回は、慈光寺(9番)まで
次回は、慈光寺(9番)目指して頑張ります。駐車場まで戻り、再騎乗後、仁王門の下まで戻ってから左折、その先で県道271号線に合流して西へ走ります。