自転車坂東三十三観音巡拝 第3日北本市高尾の阿弥陀堂まで

(令和4年6月19日その1)
自転車で坂東三十三観音巡拝、第3日(第3ステージ)です。

第3日の目標について

第3日の目標としては、相模国中部西部の4札所を想定していました。ですが、はたと思いました。これから暑くなる、関東の内陸部は大変暑くなる、そのへんの草を食っていない身としては、埼玉県に行けなくなると。
そこで急遽、武蔵国は埼玉県の残り3札所、慈光寺(9番)、正法寺(10番)、安楽寺(11番)に参ることとしました。時間不足のため、事前のルート作成時に、Google street viewでの確認までは行えません。

第3日のルートについて

ルールで決めたとおり、船橋駅から出発し、東武野田線豊春駅まで輪行します。(豊春駅前は第2日に通過済みなので輪行できる。) そこからは、安楽寺→慈光寺→正法寺と廻り、往路で一度通った道を再度通った後、輪行で帰ります。
具体的には、次の通り。

豊春駅→安楽寺

豊春駅→野田線沿い→元荒川沿い→綾瀬川伊奈町ジョギングロード→圏央道沿い→旧中山道→JR北本駅西口→西中央通り→高尾の阿弥陀堂→(荒川)高尾橋→荒川右岸堤防→息障院→安楽寺

安楽寺→慈光寺

安楽寺→埼玉県道271号線→上沼公園西側→東松山市市役所入口交差点から西に直進→県道344号線→県道172号線→慈光寺

慈光寺→正法寺

慈光寺→県道172号線→JR八高線明覚駅西の踏切→県道171号線→JAXA地球観測センター北側→巡礼街道→正法寺

正法寺→北本駅

正法寺→県道212号線→県道158号線→(越辺川)島田橋→田圃→県道74号線(越辺川)天神橋→金剛寺→県道74号線→鳥羽井沼そば→県道33号線(荒川)荒井橋→西中央通り→北本駅から輪行

第3日スタート

という訳で、野田線船橋駅始発電車に間に合うように家を出ます。ですが、こういうのは何故か余裕時間を食いつぶす様になるのです。輪行パッキングも久々で少し時間がかかり、始発時刻の数分前に改札口、車掌が発車ベルに向かうタイミングでの乗車です。4時54分出発。

野田線始発電車から
野田線始発電車から
豊春駅着は6時20分頃。輪行解除、コンビニで飲料確保、駅に戻って6時49分スタートです。
豊春駅スタート後に振り返り
豊春駅スタート後に振り返り
野田線沿い南側を西に進み、突き当りで踏切を渡って線路北側を西に、突き当り右折で、少し大きな道を進みます。しばらく走ってから、上野4丁目で元荒川左岸に出ます。
元荒川左岸
元荒川左岸
ここから旧堤防上の道を進み、県道154号線なかよし橋で右岸に移り、JR東北本線を潜ってから左折、くねくね曲がって、関山1丁目交差点から県道150号線を西に進みます。見沼代用水を越え、綾瀬川を渡ってすぐ右折すると、伊奈町ジョギングロードの下流端に出ます。
伊奈町ジョギングロード南端
伊奈町ジョギングロード南端
ここで休憩後、綾瀬川沿いのジョギングロードを走ります。ドド平坦でカーブも緩いのですが、とにかく狭い。歩行者を追い越す余地は基本的にありません。
快走と徐行を繰り返して、ジョギングロードを完走後、一部未舗装道を使いつつ、低地・川沿いに移動して、圏央道桶川加納IC出入口付近の交差点では歩道を走行します。圏央道が地下に潜る所で、その圏央道に並行する道(後で県道33号線になる)を走り、旧中山道・県道164号線に右折、しばらく進むと、中山道北本宿の碑がありました。
中山道北本宿
中山道北本宿
中山道北本宿説明板
中山道北本宿説明板
ここは、元は中山道の宿場でしたが、宿場は鴻巣に移されたそうです。
さて、旧中山道は多聞寺交差点を左折し、JR高崎線の踏切を越えたら右折で、北本駅西口から西中央通りに進み、そのまま直進すると、高尾の阿弥陀堂に至ります。

高尾の阿弥陀堂

北本市高尾の阿弥陀堂鐘楼
北本市高尾の阿弥陀堂鐘楼
北本市高尾の阿弥陀堂
北本市高尾の阿弥陀堂
こちらには亀御前供養塔があるらしいのですが、
亀御前供養塔標識
亀御前供養塔標識
案内標識は見つかりましたが、供養塔はわかりませんでした。
亀御前は源範頼の室とされており、その場合、父は安達盛長、母系祖母は比企尼になります。ここ高尾の川向うは横見郡で範頼の館があったと伝わり、その西は比企郡で比企氏の本拠地、また高尾の北には盛長の館もあったと伝わります。(ここら辺は足立郡で、足立氏の本拠地で、安達氏の本拠地らしい。)

次回は、息障院

次回は、息障院に参ります。息障院のある場所は範頼館跡とされ、また、息障院は元は安楽寺に隣接していたそうです。