自転車坂東三十三観音巡拝 岩殿寺(2番)

(令和4年6月4日その3)
自転車で坂東三十三観音巡拝、鎌倉宮から杉本寺(1番)の次は、岩殿寺(2番)に参ります。
杉本寺参拝を終えて鎌倉宮に戻りました。補給食(どら焼き)を食べてから、自転車のサイクルコンピュータを起動し直します。11時18分、ということは最初に鎌倉宮に着いてから1時間半以上の経過です。
さて、次の札所までのルートですが、獲得標高を少なくするため、ちょっと入り組んだものになりました。まず、杉本寺前までは徒歩の時と同じ道を通ります。その先、神奈川県道204号線を明石橋交差点まで進んで右折、交差点から道なり約1.2kmで道が右カーブする押ボタン式信号の所を左折して坂を下ります。その先約0.7kmの変則十字路を右折、約0.5kmの十字路を2時の方向に右折、0.2km弱の十字路を右折、さらに0.2km弱進んで、

岩殿寺参道
岩殿寺参道
11時39分、ようやく岩殿寺が見えてきました。

岩殿寺

曹洞宗、岩殿寺、逗子市久木5-7-11。(神奈川県の宗教法人名簿より)
坂東三十三観音2番。
ja.m.wikipedia.org
この先左手の駐車場に自転車を停めます。参道に戻ると山門です。

山門

岩殿寺山門
岩殿寺山門
山号は海雲山。山門前に賽銭箱があり、入山料として100円の喜捨をお願いしていますので、それに従います。(ちなみに人は居ませんし、坂東三十三観音の公式サイトにも拝観料等の記載はありません。)
山門の先は、参道を直進するとやがて階段となり左に折れて、観音堂に至ります。山門入ってすぐ左折すると、寺務所・納経所等があります。

観音堂

坂東三十三観音巡拝なので、まずは観音堂だろう、と階段を上ります。

岩殿寺観音堂への階段
岩殿寺観音堂への階段
階段を上りきった所から、右に説明板、真正面に観音堂、観音堂の裏側に奥の院があります。
岩殿寺観音堂説明板
岩殿寺観音堂説明板
これに拠れば、創建は養老年間(717年-724年)、開基は行基、花山院や後白河院も来山という伝承、また吾妻鏡には源頼朝、北条政子、源実朝らの参詣の記録があるという。現在の観音堂は、享保13年(1728年)の再建で、逗子市指定文化財である、とのことです。
www.city.zushi.kanagawa.jp
岩殿寺観音堂
岩殿寺観音堂
観音堂を一周します。
岩殿寺奥の院
岩殿寺奥の院
奥の院は、接近禁止になっていました。
さて納経ですが、燭台も香炉もないのでそれは割愛して、読経のみにしました。

その後

下山します。途中の階段からは、逗子の海が見えます。

岩殿寺階段からの眺め
岩殿寺階段からの眺め
納経所には燭台、香炉がありましたので灯を着けて、それからお寺の方をお呼びして納経印をお願いしました。というか、読経自体もここで行えば良いような感じもしました。
それから、ここと観音堂への参道の間に休憩所がありますので、そこで補給食(あんぱん)を食べて、次の札所へ参ります。
なお、ここは逗子市、昔の三浦郡ですから、鎌倉初期の三浦・和田氏の勢力圏内という事になります。

次回は、安養院(3番)

次回は、安養院(3番)に参ります。来た道を戻り、左折してきた十字路を左折します。(12時12分出発)