松戸近辺の大師堂巡り松戸新田の常照庵 - YOBIUMA Satsuki(呼馬皐月)のブログ

(令和4年4月17日その6)
松戸市内、旧の明村とその近辺の大師堂廻り、岩瀬の花蔵院の次は、松戸新田の常照庵に参ります。
花蔵院前の道を左折(東行)し、しばらく直進します。千葉県道281号線や松戸中央消防署に到達する直前の交差点、

ここを左折します。しばらく進んで、下り坂になる頃、右手に常照庵が現れます。

松戸二十一ヶ所20番。
千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。

入口から坂を上って真直ぐに不動堂、その左に大師堂があります。また、今回初めて、入口からの参道左に80番標識塔を発見しました。

参道左に各種石塔が並んでいますが、入口から2番目の石塔が、80番標識塔です。

標識塔の正面「新四國第八十番讃州國分寺寫」、左面「文政十二己丑季初夏」とあります。(文政12年＝1829年) 今の松戸市域で、文政期、下総四郡大師が分裂した後に、下総四郡大師の札所ではない所に建てられた標識塔は、かなり珍しいです。

この不動堂は、宝暦3年(1753年)建立、明治29年(1896年)再建、平成21年(2009年)改築だそうです。

参道右手に古い六地蔵があります。

堂内の大師像台座には「第八十番」とあります。
また、ここには「松戸二十一ヶ所二十番」の額がありました。

さて、常照庵の近くに神明神社がありますが、今回は行き忘れてしまいました。
神明神社、松戸市松戸新田157番地。(千葉県の宗教法人名簿より)

次回は、上本郷の風早神社に参ります。常照庵前の道を右折(北行)します。進路を左に曲げられて交差点を渡り、新京成電鉄上本郷駅まで進みます。