吉橋組大師巡拝 観音堂(69番)&浅間社(66番)

(令和4年1月19日その6)
吉橋組大師巡拝、西光寺(17番&46番)の次は、観音堂(69番)、続けて、浅間社(66番)です。
西光寺から千葉県道57号線を北に1km弱進み、木戸川を渡った直後の湯殿神社鳥居近くの交差点を右折します。木戸川から離れないように、交差点から約400m、坂道を上る手前で右折し、以後は道なり、右手に水田、左手に雑木林を見ながら、さらに約750m進みます。徒歩であれば、県道57号線から直接、木戸川の北側土手の遊歩道を進んだ方が良いでしょう。
(…実は近道があります。東光寺前の三叉路を東に進み、左折するのです。…)
木戸川改め桑納川の北側土手から北向きに写真を撮りました。

桑納川から観音堂と浅間社を望む
桑納川から観音堂と浅間社を望む
この写真右側竹藪の中に、観音堂(69番)があります。また、写真左側、あぜ道の延長方向の高台の中に、浅間社(66番)があります。写真中央の小屋と、その右隣の墓地が目印になるでしょう。

観音堂

観音堂の入口を、少しだけ通り過ぎた写真です。

観音堂入口
観音堂入口
階段と、後ろ向きの大師堂が僅かに見えています。階段を入ってみます。
観音堂と大師堂、東側から
観音堂と大師堂、東側から

69番大師堂と標識塔

大師堂の前には、標識塔があります。

69番大師堂と標識塔
69番大師堂と標識塔
標識塔の正面には「六拾九番観音寺」とあります。この観音堂が69番札所に選ばれたのは、本家の四国八十八ヶ所69番札所が(聖観音菩薩を本尊とする)観音寺(という名称)だから、でしょう。
さて、観音堂と大師堂にお参りした後、浅間社に向かいます。

浅間社

舗装道とあぜ道の合流点から少しだけ観音堂に寄った、この草の中を登ります。

浅間社登り口
浅間社登り口
この写真中央ですが、初回はさっぱり見当つきません。しかし、突入します。次の写真、木の形状に注目しましょう。
浅間社階段跡
浅間社階段跡
すると、朽ちてしまった階段の跡があります。これを壊さないように登ります。登って、傾斜が緩くなったら、右を向きましょう。
右手に66番大師堂
右手に66番大師堂

66番大師堂

66番大師堂
66番大師堂
66番大師堂です。他には何もありません。ここが浅間社とよばれているからには、かつては浅間社(浅間神社)があったのでしょう。昔の地図にも、この場所には鳥居のマークがついています。
ここが66番札所に選ばれたのは、本家の四国八十八ヶ所66番札所雲辺寺が、本家の中で最高標高となる山寺であること、しかし、下総国には山が無いので、名前だけでも山っぽい浅間社(つまり富士山)が相応しい、ぐらいの理由しか思い浮かびません。

次回は竜蔵院(3番)

次の札所は、竜蔵院(3番)です。
浅間社を下ったら右(西)に道を戻り、直ぐの三叉路を右折して坂を上がります。そのまま進んで、浅間社下から約450mの突き当りを右折、そこから約230mの下り坂の途中を左折します。
別のルートとしては、浅間社下を左(東)に道を進み、浅間社下から約450mの三叉路を左折、そこから約500mの三叉路を左折してすぐ左折、さらに約150mの上り坂の途中を右折します。