吉橋組大師巡拝 西光寺(17番&46番)

(令和4年1月19日その5)
吉橋組大師巡拝、東光寺(9番&23番)の次は、西光寺(17番&46番)です。
東光寺から信号のある交差点(古和釜十字路)に戻ったら、左折して千葉県道57号線を南へ進み、古和釜十字路から約750m、右手に西光寺です。
(…実は近道があります。東光寺前の三叉路を、東光寺の向いの方に進めばいいのです。三叉路から約750mです。…)
(…私は川沿いの平坦な細い道を行きました。説明が面倒なのでここでは触れません。…)

西光寺

真言宗豊山派、西光寺、船橋市坪井町480番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
下総四郡大師17番、吉橋組大師17番&46番。

千葉県道57号線右に西光寺
千葉県道57号線右に西光寺
西光寺本堂と阿弥陀堂
西光寺本堂と阿弥陀堂
まあ、普通に考えれば、写真右側(北側)が本堂で、左側(南側)が阿弥陀堂でしょう。

17番&46番大師堂

本堂・阿弥陀堂と向かい合うように、大師堂があります。

17番&46番大師堂
17番&46番大師堂
ひとつの寺院にふたつの札所があるため、17番札所を西光寺と呼ぶ一方、46番は西光寺阿弥陀堂と称されます。しかし、46番を薬師堂としている資料も多いようです。

17番標識塔

入口を入ってすぐ右に、17番標識塔があります。

17番標識塔正面
17番標識塔正面
17番標識塔右面
17番標識塔右面
17番標識塔、正面右「准四國第拾七番阿州井〓寺寫」(〓は戸か)、正面左「本尊阿彌陀如来弘法大師御作也」、右面「文化六己巳二月吉日坪井邑西光寺」などとあります。(文化6年=1809年)
さて、本家の四国八十八ヶ所17番井戸寺では、本尊は伝聖徳太子作の薬師如来坐像、伝弘法大師作なのは十一面観音像です。「本尊阿彌陀如来弘法大師御作也」とは、ここ西光寺の本尊についての記述なのでしょうか。
ちなみに、本家46番浄瑠璃寺の本尊も伝行基作の薬師如来像です。

次回は観音堂(69番)

次の札所は、道を戻りまして、観音堂(69番)です。古和釜十字路を超えて、湯殿神社鳥居近くの交差点を右折し、以後は坂道を上る前に右折して、左手に雑木林、右手に水田を見ながら進みます。
(…実は近道があります。東光寺前の三叉路を、今まで進んでいない方向に進み、そこから左折して、橋を越えてから右折します。…)