(令和4年1月18日その2)
吉橋組大師巡拝、来福院(16番)の次は、貞福寺(20番)です。
貞福寺(20番)
真言宗豊山派、貞福寺、千葉県八千代市吉橋804番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
下総四郡大師20番、吉橋組大師20番で、これら八十八ヶ所の本山に相当します。
来福院から来た場合の境内は、
左に本堂、真ん中奥のイチョウの右に存秀堂、右のイチョウの手前に20番大師堂があります。存秀堂の奥、道路を隔てた木々の中に、「吉橋城址」の碑があるそうです。
貞福寺本堂
本尊は地蔵菩薩。
貞福寺20番大師堂
御詠歌の額は大師堂の中にあります。御詠歌とは、ここでは八十八ヶ所の札所毎に定められている五七五七七形式の歌のことです。
貞福寺存秀堂
存秀という方は、貞福寺の住職で、吉橋組大師の前身である下総四郡大師を創められた方です。この写真奥のお堂の名前が存秀堂、手前右、まるっとした筆子塚が、存秀法印のお墓です。
貞福寺ミニ八十八ヶ所
存秀堂の北側(背面)と東側(この写真)に、大師像がずらっと並べられています。この写真の右端の大師像には「新四国八十八ヶ所」「第八十九番」「相馬写」とあります。
貞福寺参道
本堂から、20番大師堂の左へ進み、門を出ます。門の脇に新しい石塔があり、その正面には「文化四卯歳愛宕山貞福寺」「四國第廿番阿洲鶴林寺写」「三月二十四日法印」とあります。
参道の坂を下ります。
次回は吉祥院跡(釈迦堂)
坂を下りて右に( 写真の左側に )曲がり、すぐ次の角を左に折れて、参道坂下から約220mで、次の札所1番、吉祥院跡(釈迦堂)です。